マンションを購入して住み始める前に転勤
子供もできたので少し広い家に住もうと考え、マンションを購入することにしました。3年間探してマンションを決めて、3ヶ月後に住み始めることが決まっていたにもかかわらず、突然会社から転勤の辞令が降りました。
せっかく購入したにもかかわらず、まだまだ子供も小さく、単身赴任はやめてほしいという家内の希望もあり、購入したマンションを売却することにしました。多少高めに売ることができるのかと考えたのですが、残念ながら若干マイナスでした。かなり、ショックなできごとでした。
(40代・男性)
買わない物件に100万円支払った
30年ほど前になりますが、当時、転職を機にマンション購入を検討していました。夫婦共々、我が家は一生家賃を払い続けるのは無駄という考えなので、小さくても良いから購入したいと思っていました。
物件をいくつか見ていると、まあまあ条件に合う物件が見つかりました。購入に際しての条件を不動産屋さんから説明を受け、物件を押さえるためにはとりあえず100万円を手付金として払う必要があることが分かりました。
その当時、100万円くらいならすぐに出せる額だったので、物件を購入する意思表示として支払いました。手付金は購入費用に算入されるため無駄にはならないが、万が一購入しない場合は戻って来ないというとんでもない条件でした。
それから、二人でどこをリフォームして、家具を配置してなど、転居に向けて色々と考えて行くうちに、日当たりや付近の利便性等に疑問が出てきました。話していくうちにネガティブなイメージだけが目立つようになり、果たしてこのまま購入して良いものかと心が揺らぎ始めました。
そして、最終的に二人で出した答えが今回は「購入しない」というものでした。返って来ないと分かっていて出した100万円でしたが、もう少し良く考えてから決めればよかったと、いまだに後悔しています。
(50代・男性)
意外な買い物はありましたか?
節約も大事ですが、貯めたお金の使い道はもっと大事です。
自分のお金の使い方を振り返ってみてくださいね。
文・MONEYTIMES編集部