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セルティック所属の日本代表MF旗手怜央(25)は、今季も中心選手として活躍。ステップアップ移籍の可能性が報じられる中、同選手のメンタリティーや強靭なフィジカルがチームメイトのMF岩田智輝(25)に刺激を与えている。
旗手怜央と岩田智輝は今月下旬、日本人サポーターとの交流イベントに出席。サポーターから「旗手選手はゴール直後にチームメイトと言葉を交わすシーンが多い」と指摘を受けると、旗手怜央は「セルティックが得点しても、その事実はすぐに過去の出来事になってしまいます。なのでチーム全体のプレーをより良くするためにコミュニケーションをとるようにしています」
「習得した簡単な英語を使って、なるべくシンプルにチームメイトに伝えるように心がけています。試合中は話す時間が少ないので、チーム全体が感じた改善点をどんどん伝えていますね」と、意図を説明。これまでのキャリアで培ってきたプロ意識の高さを覗かせている。
一方、岩田智輝はここまで出場機会が少ない中、フィジカル強化の課題に取り組んでいることを告白。「旗手怜央や小林友希と一緒にフィジカルトレーニングをしていますけど、一生懸命トレーニングをしている彼らの姿を見ると、自分ももっと頑張らないといけないですね」と語っている。
さらに岩田智輝は旗手怜央がセルティックで成功している理由を聞かれると、「彼の身体を見たときは、かなり驚きましたよ。相手に負けないフィジカル能力が備わっていますし、セルティックで活躍している証拠ですね」と、スコットランド1部リーグ独特のフィジカル勝負への対応能力を挙げた。
なお岩田智輝は昨年、横浜F・マリノスの主力選手としてJ1優勝に貢献したほか、Jリーグ最優秀選手賞(MVP)のタイトルを獲得。日本で実績を残した上でセルティックへ加入しているが、ここまで3試合の出場にとどまっている。