エサ釣りも苦戦模様

お次はフォール重視のパターンを試す為、ジグを80から130gにチェンジ。指示棚まで”ストン”と落とす。指示棚通過後、ただ巻き→落とすを繰り返す。無反応。

エサ釣りの方も、針掛かりしない浅いバイトに苦戦中。エサの先を舐める程度のアタリばかりとの事。なるほど。全てリアフックでのヒットだった。

ステイで連発

見かねた船長が移動のアナウンス。小移動。指示棚は変わらず。年のハダカイワシパターン時は、シルエットを抑えたタングステンがアタっていたのを思い出す。タングステン60gにチェンジ。反応なし。

エサ釣りの方は、ヒットが出始めている。って事は・・・。移動距離を抑え、反応のあるレンジに長くとどまらせられるパターンに移行。アンチョビミサイル80gにチェンジ。指示棚まで落として竿先を細かくシェイク→ストップからのステイ。暫く漂わせる。待望のヒット。エサが好調なのにルアーへの反応が良くない状況では、往々にしてこれが効く。ここから暫くヒットが続く。

キャストで広範囲探る

このまま最後までやりきるつもりだったが、アタリが止まる。ヒット時の電動リールのモーター音が止まった。つまり、エサの方もアタリが遠のいたって事だ。

再び小移動。反応の方は、25m付近まで上ずってきている様子。引き続き、アンチョビミサイルを漂わす。ぽつぽつと拾えるが、決定的パターンではなくなっている。

直下の群れの反応が鈍くなっていると判断。アグラーム90gにチェンジ。ミヨシよりキャストをして手付かずの明暗部を攻める。斜めに入れながら、スタート時のパターンに戻す。再びバイトが出始める。サイズも上がった。残り30分でラストスパート。思考フル回転して、何とか帳尻を合わせれたか?22:00沖上がり、納竿となった。

タチウオジギング釣行で本命30尾【沼津・勘栄丸】 単純ワンピッチではダメメインルアー(提供:TSURINEWSライター山口 悟)

最終釣果と今後の展望

終始釣れ盛った感じではなかったが、数えてジャスト30尾。サイズは3本ちょい欠け~4本クラス。残念ながらドラゴンサイズは混じらなかったが、まずまずの釣果。

2月8日現在、単日だが4~6本指サイズで揃った夜があったそう。ムラはあるだろうが、まだ暫く釣れ続くと思われる。次こそは、ドラゴンサイズを捕りたい。

タチウオジギング釣行で本命30尾【沼津・勘栄丸】 単純ワンピッチではダメ最終釣果(提供:TSURINEWSライター山口 悟)

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<山口 悟/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
勘栄丸
出船場所:沼津市・静浦港
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