昭和産業 4月から賃金引上げ 人的資本経営実現へ
(画像=『食品新聞』より 引用)

昭和産業は、4月から従業員の基本給を定昇込みで3~4%引き上げる。従業員(組合員)の基本給は月額5千~7千円の引き上げ、4月入社の新卒社員の初任給も月額8千~9千円引き上げる。これにより若手従業員への引き上げ幅を手厚くする。

原料穀物相場やエネルギーコスト上昇、為替の円安基調など厳しい事業環境にあるが、物価高への対応が社会的課題となるなか、「食を支える穀物ソリューションカンパニーとして人的資本経営を実現させ、企業競争力および企業価値の向上を図る」とし、新年度からのベースアップを決めた。

提供元・食品新聞

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