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トラベラーズチェックはアメリカで使うとお得?
トラベラーズチェックの代わりとなるものはある?

トラベラーズチェックはアメリカで使うとお得?

アメリカにはトラベラーズチェックを使用できる場所がまだある

トラベラーズチェックの取り扱いは国によってさまざまですが、特に普及していたのはアメリカです。ハワイやグアムなどアメリカには日本人がよく訪れる観光地が多く、アメリカでは減少してきてはいるものの、トラベラーズチェックをそのまま使用できる場所が他の国と比較して多く残っています。

アメリカならトラベラーズチェック換金手数料無料

トラベラーズチェックをそのまま使用できない場合、現地で現金に両替しなくてはならないのですが、たとえばヨーロッパではこの時に両替手数料がかかってしまいます。

しかしアメリカであれば、トラベラーズチェックを現金に両替するのに手数料がかかりませんので、他の国よりお得と言えます。 アメリカに旅行に行く予定があるのであれば、無理に日本で換金しない方がお得かもしれません。

トラベラーズチェックの代わりとなるものはある?

トラベラーズチェックは多額の現金やクレジットカードを持ち歩かなくても良い安全性が高いという点でとても優れたものでしたが、残念ながら現在は購入することはできません。

では、トラベラーズチェックの代わりになるものはあるのでしょうか。 トラベラーズチェックの代わりになるものとして最近人気となっているのが、「キャッシュパスポート」というものです。

キャッシュパスポートとは

キャッシュパスポートとは国際プリペイドカードのようなもので、あらかじめ現金をカードにチャージして使用します。そのまま海外でクレジットカードのようにキャッシュレスで決済も可能ですし、提携ATMで現地通貨を引き出すことも可能です。

キャッシュパスポートのメリット

キャッシュパスポートのメリットとして、第一にクレジットカードのように審査や年齢制限がありませんので、未成年でも持つことができるという点があります。

また、事前にチャージして使用するので、クレジットカードのようについつい使いすぎてしまうといったリスクもありません。また、クレジットカードのようにトラブル時に頼れるカードサービスがあるのも魅力です。

紛失・盗難時も安心

キャッシュパスポートは発行時に本カードとスペアカードの2枚が発行されます。万が一本カードを紛失したり盗難にあった場合には、本カードを停止してスペアカードを使用することができます。

トラベラーズチェックも再発行が可能でしたが再発行までお金が使えないため困ることもあったようです。しかしスペアカードのあるキャッシュパスポートならその心配がありません。

キャッシュパスポートは9通貨対応

トラベラーズチェックは通貨ごとに1冊発行されていましたので、複数の国を周遊する場合には何冊もトラベラーズチェックを持たなければならずやや不便でした。

しかしキャッシュパスポートは9通貨に対応していますので、通貨間の両替も不要でとてもスマートです。ちなみにキャッシュパスポートに対応している通貨は、円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルです。

キャッシュパスポートはどこで発行できる?

キャッシュパスポートは、キャッシュパスポートのホームページから申し込みをすることができます。カードの種類は個人向けとビジネス向けがあります。マスターカードブランドなので、世界中のマスターカード加盟店やマスターカード提携ATMで使用可能です。