江戸時代から職人たちが愛用したといわれる八ツ折下駄をモチーフにした、どこか懐かしくて新しいアイテムが登場。

今夏発売予定の八ツ折下駄「Leggiero~レッジェーロ~」が、応援購⼊サービス「Makuake」にて、独占先行予約販売をスタートした。同プロジェクトは既に目標金額を大きく上回るほど好評で、3月25日(土)18時まで受け付けている。

初めて履く人も足が痛くならない八ツ折下駄

一般的な下駄は、木材でできている「台」と呼ばれる部分が曲がらないため、履きなれていないと足が疲れやすい。また、靴を履く生活に慣れてしまった現代人は足指をつかって履物を履く習慣がないため、足が痛くなりやすい。

そんな現代人にも取り入れやすい「Leggiero~レッジェーロ~」は、下駄や草履を手掛けるわとみ社と、長浜木履工場が試行錯誤しながら完成させた一足。昔から「八ツ折下駄」と呼ばれている下駄をモチーフに、歩きやすさとデザイン性を追求した。

八ツ折下駄は、古くは江戸時代から船乗りや鍛冶屋などでよく履かれていた。その理由は、しなることで歩きやすく、また厚みのある木材を使用することで鉄の破片や釘など鋭利な物を踏んでも怪我しないための作業履きとして重宝されていたからだという。

八ツ折下駄という名前は、片足4個、一足で8個に木材が割れていることに由来するが、「Leggiero~レッジェーロ~」は歩きやすさと履き心地を追求した結果、片側5個、1足で10個に割れた構造を採用している。

「Leggiero~レッジェーロ~」が選ばれる理由

「しなり」が生み出す異次元の履き心地

八ツ折下駄の特徴は「しなる」こと。これにより、従来の下駄と比べて格段に歩きやすく、そして疲れにくい異次元の履き心地を実現している。

「快適クッション」でやわらかな履き心地

さらに、芯材にクッション性のあるオレフィンフォームを使用することで、はじめて履く人も気軽に履くことができる。

伝統技法を現代のファッションに取り込む

花緒には、2種類の伝統技法「藍染」「柿渋染」で染められた生地を使用した花緒が取り付けられており、味わい深いデザインとなっている。

カラーはブルー、ブラウン、ベージュの3色。

今回のプロジェクトでは応援購入の量産効率が向上した場合、正規販売価格が予定価格よりも下がる可能性があるため、気になる人は応援してみる価値あり。

伝統と現代のエッセンスをうまく取り入れた同商品。自分の足に沿う歩きやすい履き物は、一足持っていると重宝するだろう。

(hachi)

※デザイン・仕様は変更になる可能性がある
※注文状況、使用部材の供給状況などにより出荷時期が遅れる場合がある