パラソル級交え順調

10時半を回ると船は大きく移動し、ポツポツ拾い釣りで各々が数を伸ばしていく。ときおり雹(ひょう)が降るなど、冷え込んでくると、軽食のカップラーメンが配布され、ホッとひと息。

常磐沖でヤリイカ釣りシーズン開幕【茨城・丸天丸】今後の本格化に期待丸天丸でヤリイカキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)

船長の知り合いで左舷胴の間の弓立泰裕さん(神栖市)は、今回が初めてのヤリイカ釣り。レンタルタックルで挑んでいる。船長から手ほどきを受けながらパラソル級を手に笑顔。船長も左舷胴の間で竿を出してサポートしながら土産を確保していた。

常磐沖でヤリイカ釣りシーズン開幕【茨城・丸天丸】今後の本格化に期待 船宿常備の仕掛け(提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)

新鮮なヤリイカをお土産に

11時40分に沖上がり。船中釣果は54cm頭に18~32尾、次頭は25尾でゲストにアジ、サバが交じった。

常磐沖でヤリイカ釣りシーズン開幕【茨城・丸天丸】今後の本格化に期待 丸天丸でヒットしたヤリイカ(提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)

他港からの船も集結している同海域では、今後ヤリイカはトップシーズンに。同宿では、ヤリイカとアカムツをメインに狙っていくという。

釣れたヤリイカは、船長に頼めばエアを入れて活かしたまま持ち帰られるサービスもあり(要TEL確認、有料)。当日は船長の釣ったイカを活きたまま土産にいただき、刺し身で食した。甘くて歯ごたえのある身で、とても美味。ありがとうございます。

常磐沖でヤリイカ釣りシーズン開幕【茨城・丸天丸】今後の本格化に期待エア入れサービス(提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)

いよいよ本格化した常磐沖のヤリイカ釣り。レンタルタックルもあるので、初めての人もぜひ挑戦してみてほしい。

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<週刊つりニュース関東版 岩下和弘/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
丸天丸
出船場所:波崎漁港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年2月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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