株式会社TOCREATEITが運営するファッション情報メディア「CUSTOM FASHION MAGAZINE(カスタムファッションマガジン)」は2023年2月6日~9日、電子マネー普及により使っている財布の種類を変更したか、また財布を持ち歩く頻度はどのくらいかを把握するため、全国の10代以上の男女を対象にアンケートを実施。1,000名からの回答を得た。近年、電子マネーが一般化しているが、そのことは人々と財布の関係性に変化をもたらしたのだろうか。
財布を持ち歩く頻度は「常に」が最多
さっそく、調査結果をご紹介していこう。電子マネー利用者のみに「電子マネーと現金どちらを優先的に払いますか?」と聞いたところ、「電子マネー」と回答した人が78.4%と圧倒的多数だった。それに対し、「現金」と答えたのは21.6%。電子マネーが普及している昨今だが、一定数の現金払い派は、今後も現金を使い続けそうだ。
また、電子マネー利用者が常に電子マネーを優先するということではなく、現金をメインに使用しつつも時と場合によって、電子マネーを補助的に使っているケースも少なくないらしい。
そして「財布(コインケースなども含む)を持ち歩く頻度は変わりましたか?」という質問に対しては、「財布は常に持ち歩く」が84.7%と圧倒的最多。たしかに、今まで必ず持ち歩いていたものを手放すのが不安な気持ちもあるだろう。また、スマホの予期せぬ不具合などで、何も買えなくなると困ってしまうので、現金は常に持っていようと思う人も多いのかもしれない。
そして、2位以降は大きく差が付いて「電子マネーが使える店に行くときだけは財布を持たない」13.9%、3位は「常に電マネーやカードのみで財布は持ち歩かない」が1.4%だった。
財布の変更「検討」は少数派ながらも、2021比では増加傾向に
「電子マネー普及で財布の種類変更を検討しましたか?」という質問では、少し意外なことに「検討していない」という回答が最も多く、65.6%だった。それに続いたのは、2位「小さい財布や薄い財布を検討するようになった」17.3%、3位「小さい財布や薄い財布に買い換えた」 11.9%で、約3割の方がキャッシュレス時代に合う財布を検討したり買い換えたりしている。
また、4位「財布を持たないことを検討するようになった」3.5%、5位「常に財布を持たなくなった」1.7%という思い切りのいい人も、少数派ながらにいた。生活の変化にともなって使う道具は変化しそうなものだが、変えない派が多かった理由は「お金の出し入れがしやすいから」など使い勝手がよいことや「たっぷり収納できるから」など、収納量に満足しているからという意見も多かったようだ。
しかしながら、これらのアンケート結果を2021年の結果と比較すると、2021年には「検討していない」74.4%、「買い換えを検討17.4%」、「買い変えた」4.2%に対して2023年は「検討していない」65.6%、「買い換えを検討」17.3%、「買い変えた」11.9%となり、2021年比で財布の種類変更を検討している割合は増加傾向となった。
今後も徐々にではあるが、人々の生活の変化に沿った財布に変更する人が増えていきそうだ。
出典元:【CUSTOM FASHION MAGAZINE】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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