吹く風はまだ冷たいが、日に日に昼の時間が長くなり、春の訪れが感じられるこの頃。

オーダースーツ専門店「GINZAグローバルスタイル」に、イタリアとイギリスを代表する最高級の服地メーカー「Loro Piana(ロロ・ピアーナ)」「FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)」の新作生地が多数入荷した。新しい季節に向けてスーツを新調してみては。

オーダースーツ業界を変える「GINZAグローバルスタイル」

「Global Style(グローバルスタイル)」は、1949年の創業から生地の卸事業を行ってきたグローバルスタイル社が、2009年に立ち上げたオーダースーツショップブランドだ。

「高い」「古くさい」「入りづらい」などと思われがちなオーダースーツ業界を根本から変えるべく、ファッション性を重視した現代的なスーツモデルや生地を取り揃える。「ENJOY ORDER!」をコンセプトに掲げ、オーダースーツを通してビジネスパーソンを応援したいと熱意をもつ。

銀座本店をはじめ、札幌から福岡まで全国に構える店舗は、入りやすさに配慮しながらも洗練されたデザイン。約5,000種類の生地を取り揃え、これは業界最多クラスだという。

イタリアの高級服地ブランド「ロロ・ピアーナ」

「ロロ・ピアーナ」は1936年にイタリアで創業された高級服地ブランド。カシミアやビキューナといったハイクラスな素材を取り扱う服地メーカーとして世界トップシェアを誇り、原料の調達から生産まで高い品質を追求している。

ニューヨークやミラノなどのファッション都市に直営店をもち、ラグジュアリーブランドとして世界中のセレブリティから絶大な支持を得ている。

2023年春物として加わったリネン素材は、グレー、ベージュ、カーキ、ネイビーの4種類。カシミアとシルクが混紡されているため、触り心地は非常に柔らかい。

ニット素材はダークネイビー、ベージュ、ブルー、グリーンの4種類。春にふさわしいライトトーンで使いやすく、伸縮性にも優れる。

リネンやニット素材の生地は、ビジネスシーンだけでなく、大人の上品さと色気を兼ね備えたジャケパンコーデとしても高い人気を誇る。

イギリスを代表するブランド「フォックスブラザーズ」

一方の「フォックスブラザーズ」は、2世紀以上にわたって英国サマセット州ウェリントンで紡毛・梳毛地を生産するメーカー。フランネルの創設者として公認され、今日では伝統的な製造過程とアートデザインの技術を結び付け、最高級の紡毛・梳毛地を世界のファッションシーンに送り出している。

今回入荷したオーバーペーン生地は、グレーベースに複数色が入った配色で、生地感が柔らかく着こなしやすいのが特徴。

デニムライクな生地は、ネイビー、ブルー、ベージュ、グリーンの4種類。リネンとウールで通気性や清涼感を確保する。

カジュアルにも着こなせるデニムライクな生地と、英国らしさ満載のオーバーペーン生地。どちらも落ち着いた雰囲気で、着た人に静かな貫禄を与える。