現代の情報化社会においてネット上には膨大な情報がありますが「どの情報が正しいのかわからない・自分に合った情報がわからない・忙しくて調べる時間がない」などで困っている方々は多くおられます。某著名人もネットに対し「うそはうそであると見抜ける人でないと難しい」と発言し、情報の信ぴょう性に対しての話題は尽きません。
今回はネットでよく話題に上がる、いわゆる“情報弱者”についての危険性を示唆し、それに対しての解決策を提示していきます。
ここでは独学で情報収集を行い、起業から事業運営、SNS展開まで行ってきた株式会社アルバトロス代表取締役の谷本慎二氏が、実際の検索の方法を通して解説していきます。
※この記事は株式会社アルバトロスによる寄稿です
情報収集能力とは
情報収集能力とは、必要な情報を調べる際に、質の高い情報を効率よく手に入れる能力を指します。昨今、インターネットの普及により、ネット上にはあらゆる情報が溢れています。多くの情報を手に入れることができる反面、情報の信ぴょう性の見極め、正確な情報を入手する能力が求められます。
情報収集能力が身についていると、適切な判断ができたり、アイデアを生み出せたり、業務のスピードが上がったりと生活の質が一変します。また、これらはビジネスの面で求められることが多く、社会人にとって身に着けておきたい重要な能力です。
情報収集能力の重要性
わからない・検索できない・調べられないことの問題点
正しい情報だけでなく、間違った情報が多くの情報が飛び交う現在のネット社会において、情報収集能力はとても重要です。何らかの理由で情報資源に十分にアクセスできなかったり、情報の取捨選択が苦手であったりする場合、損を招くリスクが高まります。
正しい情報を手に入れることが出来れば、効率も上がり、私生活・仕事において良い影響をもたらしますが、情報を得る媒体をうまく使いこなせなかったり、入手した全ての情報をそのまま鵜呑みにしてしまったりするのは危険です。
情報収集能力が必要な場面
こんな経験はありませんか?
- お店で言われるがままにおススメされる商品を買ったが、あとから友人がネットショップで同じ商品を半額で購入していた事を知った。
⇒お店でおススメされた商品に関して調べなかったことにより、在庫を一掃するために提示された商品を買ってしまった。 - 新しいパソコンを購入したが、どのようにセットアップ・ウイルス対策すればいいかわからず使い方がわからない
⇒せっかくの高性能なガジェットを活用できず、使いこなせていない。 - 広告に出てきたサービスを利用しようと登録し、一旦キャンセルしたが、料金を全額請求されてしまった。
⇒安全かどうかの判断ができていなかったので、詐欺に巻き込まれてしまう。
これらはあくまで一例ですが、情報収集能力は自らが損をしないため、トラブルに巻き込まれないために必要不可欠なスキルです。「情弱ビジネス」などという言葉もありますが、被害者となるだけでなく、怪しい情報を鵜吞みにして他者に紹介し、自分が加害者側になってしまうこともあります。