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シント=トロイデンVV(STVV)所属のFW原大智(23)は今月19日、ベルギー1部リーグのKVCウェステルロー戦で先発出場。PKを献上した場面で味方選手にレッドカードを提示した主審の判定に異議を唱えたほか、来季以降の去就についても語っている。
STVVは33分、自陣ペナルティエリアでMFアブバカリ・コイタ(24)とスペースを突いたDFブライアン・レイノルズ(21)が交錯して転倒。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定の末KVCウェステルローにPKが与えられるとともに、コイタが一発退場に。このPKを決められると、後半も主導権を握られて0-1と敗れた。
試合後、原大智はベルギー紙『HLN』のインタビューにて「こういう結果に終わって残念です」と悔しさをあらわにする。そしてPK判定については「オフサイドの可能性があると考えましたけど、オフサイドではなかったみたいですね」
「PKという判定自体は正しいですけど、レッドカードは行き過ぎだと思いますね。ベルギーでは試合ごとに、このような似たような状況で判定基準が違っている状況を目の当たりにしています。まあ、主審の判定は尊重しないといけないですね」と不満を覗かせている。
その原大智は、スペイン2部デポルティーボ・アラベスからSTVVへのレンタル移籍期間が今年6月までとなっている。同選手は来季以降の去就について質問を受けると「まだ分からないですね。STVVという素晴らしいクラブでプレーできて最高の気分ですよ」
「アラベスに復帰することはあるのか? 出場機会が少なかったですし、もう1年ベンチで過ごすのは本当に嫌ですね。とにかく今はSTVVでのプレーに集中していますよ」とコメントを残した。
なおSTVVはKVCウェステルローに敗れたことにより、9勝8分9敗と10位に後退。今月26日にはMF森岡亮太(31)所属のシャルルロワSCと対戦する。