「シボレーボルトEUV」、「GMC ハマー EVピックアップ・トラック」、「キャデラック リリック」が起用へ

ゼネラルモーターズ(GM)と動画配信大手「Netflix」は、全車電動化の未来に対する社会の関心が高まる中、電気自動車(EV)にふさわしい舞台を提供するためのパートナーシップのもと、「EVs On Screen」という新しいコンテンツをスタートさせる。

2021年、GMは「Everybody In」キャンペーンを開始し、全車電動化の未来をリードするGMの企業姿勢を表明するとともに、この活動への参加を呼びかけた。GMは、用途に合わせて特別に設計した「アルティウム」バッテリーシステム搭載のEVを開発して、すべての人のためのEVの普及を推進することで、自動車業界に革新をもたらそうとしている。

Netflixはこのキャンペーンに賛同し、制作する番組や映画のシーンにEVの登場回数を増やすとともに、より持続可能な作品づくりを可能にするための取り組みを行っていく予定。

GMのグローバル・チーフマーケティングオフィサーを務めるデボラ・ウォール氏は、「エンターテインメントは、文化に大きな影響を与えます。私たちは、ストリーミングサービス、テレビや映画館でEVの存在感を高め、EVの運転や所有の体験を盛り込んだストーリーテリングを通じて、EV文化を築きたいと考えています。Netflixは、魅力的なストーリーテリング、サステナビリティへのコミットメント、文化的トレンドを形成する会話の火付け役としての実績があり、素晴らしいパートナーです。私たちは、すべての人がEVに乗ることのできる、より良い、持続可能な未来を創造するために一丸となっています」と述べる。

このパートナーシップを受けて、Netflixはクリエーターをサポートし、教育することで、EVがどのようにストーリーを補完し、強化できるかをより良く理解できるよう支援しています。今後1年間にわたり、Netflixの一部の番組や映画にGMのEVが登場します。「ラブ・イズ・ブラインド」「クィア・アイ」「アンステイブル」などに、それぞれ「シボレーボルトEUV」、「GMC ハマー EVピックアップ・トラック」、「キャデラック リリック」が起用される予定だという。

Netflixのチーフ・マーケティング・オフィサーであるマリアン・リー氏は、「Netflixでは、文化に影響を与え、意義深い会話を引き出すような番組や映画を制作しています。『ウェンズデー』に触発されたTikTokダンスのトレンドから、『ドント・ルック・アップ』による気候変動についての思慮深い議論まで、私たちはエンターテインメントがファンを駆り立て、つながりを刺激することを理解しています。GMは自動車業界の文化的リーダーであり、私たちの番組や映画でEVの存在を増幅することで、GMの取り組みに協力できることを誇りに思います」と話す。

Netflixは、スクリーン上でのEVの存在感を高めることに加え、作品の制作現場においても、エネルギー使用を最適化し、さらに電化し、残りの部分を脱炭素化することで、より持続可能な社会を実現するための行動を起こしている。この戦略的提携の展開の一環として、より持続可能な未来に向けた両社のコミットメントを伝えるCMが、2023年2月12日(日)にアリゾナ州グレンデールで開催の「スーパーボウル2023」の試合中継で放映され、米国で超人気のコメディ俳優ウィル・フェレルが、『アーミー・オブ・ザ・デッド』や『イカゲーム』など、Netflixの大ヒット番組や映画の世界に入り込む姿がお披露目となった。このコンテンツでは、EVがスクリーン上でどのように登場するかを見せながら、GMが今後発表する幅広いEVラインアップを紹介している。

お問い合わせ先:GMジャパン・カスタマー・センター

0120-711-276 受付時間9:00-18:00(年中無休)

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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