アートディレクターの信藤三雄が胃がんのため2月10日に死去した。享年75。後日、東京都内でお別れの会を執り行う予定。ピチカート・ファイヴを始め、フリッパーズ・ギター、コーネリアスといった数多くのミュージシャンのCDジャケットのデザインを手掛け、1990年代に流行した渋谷系のイメージをリードした存在として知られていた。フリッパーズ・ギターは、デビューから解散まで全ての作品を信藤三雄が手掛けた。生前に手掛けたCDとレコードジャケットの枚数は1000枚を超えるという。「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」のブランドロゴも信藤三雄がデザインしている。また、1998年には『代官山物語』で初の映画監督を務め、2003年にリリー・フランキー脚本による短編映画『男女7人蕎麦物語』を監督している。
文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO
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