はとバスは1月28日、サンエックス社の人気キャラクター「リラックマ」20周年を記念したバスツアーの運行を開始した。当日はリラックマも登場するとあって即完売。反響の大きさに同社も驚いている。人気のツアーに同行取材した。
ツアー名は「リラックマ×はとバスコラボ企画リラックマとおでかけごゆるりはとバスツアー」。12日から予約を受け付けたが、すぐ満席になったという。
この日はカップルや女性など約30人が参加。リラックマのセーターを着たり、リラックマのアクセサリーを身に着けるなど、一目でファンと分かる人がほとんど。
リラックマデザインのラッピングバスは目立ち、スマホで撮影する通行人も少なくない。
東京ドームホテルでの昼食はブッフェスタイルで、ツアー限定のリラックマパフェ付き。東京スカイツリーでの展望を楽しんだ後、浅草寺に。ここで待望のリラックマが登場し、一緒に写真に納まった。
リラックマのキーホルダーや雷おこしなどの土産付きで、料金は大人1万1800円、子ども7250円。ツアーは4月16日までの土・日・祝日に運行(3月5日は運休)するが、予約は順調という。
六本木ヒルズ展望台東京シティビューでの夜景観賞や東京ドームホテルでのブッフェ夕食、リラックマパフェ付きの夜コースは大人1万500円、子ども5750円。
千葉県柏市から参加したという女性(28)は、「本物のリラックマと会えるのですぐ予約した。運良く申し込めてとてもうれしい」とニッコリ。ツアー料金についても「ホテルブッフェ、リラックマパフェが付き、東京スカイツリーに上れ、何より(リラックマと)記念撮影できてこの料金はお得だと思う」と納得。夜コースの利用も考えている。
「名所を効率的に回れる観光バスの魅力を改めて認識した。機会があればまたはとバスを利用したい」と目を輝かせた。
新型コロナウイルスについては、感染症法上の位置付けが5月8日から、季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げられる。「旅行に出掛けやすくなり、(バスツアーの)利用者増を期待している」(広報室)という。
ラッピングバスを前にポーズをとるリラックマ
ツアー限定のリラックマパフェのデザート
提供元・観光経済新聞
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