「ナイキ(NIKE)」は3月中旬、新記録や新しいレベルを目指す全てのランナーに向けた「ナイキ ヴェイパーフライ 3(Nike Vaporfly 3)」を発売する。
「ナイキ ヴェイパーフライ 3」は前作の「ナイキ ヴェイパーフライ 2」を元に、軽量化と長距離ランナーに必要とされるスムーズな体重移動、安定性、エネルギーリターンの向上などを改良したモデルだ。これまでの推進力を生み出すフルレングスのカーボンファイバーの「フライプレート」と「ズーム X ミッドソール」を装備し、無駄を省いたミッドソールのデザインで、「ナイキ」で最も反発性に優れたフォームで快適な履き心地を提供する。
今作のミッドソールには「57」と「20216-33」という数字が刻まれており、これは「ナイキ」のランニングチームがテストしたフライニットアッパーの試作品数と着用試験担当者の識別番号を意味している。白いアッパーとソールを繋ぐスウッシュは、2017年に行われた2時間切りマラソン「Breaking2」で着用された初代「ヴェイパーフライ」に因んだデザインだ。
「ナイキ」ランニングのシニアフットウェア プロダクトマネージャーのエリオット・ヒース氏は今作について「『ヴェイパーフライ 3』のプロトタイプカラーは、試作品を着用したアスリートや一般ランナーから得た重要なフィードバックをもとにイノベーションが生み出されていることから、今回も私たちの開発プロセスを象徴する色になっています」とコメントした。発売は「ナイキ」公式アプリ「SNKRS」及び「NIKE.com」、「ナイキ」直営店で、価格は27,900円。
文・岡本湧/提供元・SEVENTIE TWO
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