1年中楽しめるキス釣り。特別な技術やタックルもいらないので、初心者の方でも比較的楽しめる釣りになっています。その中でもシーズン初期に当たる春のキス釣りは、水温も上昇してくるので、釣れやすくなってきます。そこで今回の記事では、春のキス釣りについて紹介します。ポイントの選び方や釣り方を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターあつ)
岸から狙う春のシロギス
春になったら、岸からシロギスを狙ってみましょう。春のポカポカ陽気で水温も上がり、シロギスの活性も高まってきます。
しかし、まだまだ高活性ではありません。少しシビアでテクニカルな季節になりますが、それが非常に楽しいです。美味しい天ぷらを作るためにも、春にキス釣りをしてみましょう。
春のキス釣りのポイントの選び方
春のキス釣りの、ポイント選びを紹介します。特に春は、ポイント選びが大切なので、必見な内容です。ぜひ、以下の内容を参考にしてみてください。
水深のある深場
春のキス釣りは、水深のある深場を選ぶと良いです。
水温が低下しにくいため、キスが生息しやすくなっています。また、海水が冷え込みにくいので、低活性になりにくいです。比較的エサに食いつきやすい個体もいるので、釣れやすくなりますよ。
藻があるエリア
藻があるウィードエリアも、春のおすすめのポイントです。
シロギスが身を潜められたり、エサを見つけやすかったりするので、頻繁に回遊してきます。また、アマモという藻は、シロギスの産卵場になります。回遊ルートに入っているので、釣れるチャンスが上がりますよ。
掛け上がりのある場所
春のキス釣りのポイントは、掛け上がりのある場所を選びましょう。
エサを捕食しやすい場所なので、回遊ルートになっています。まずは、仕掛けを投入し、地形の変化を探ってみると良いです。掛け上がりが確認できるポイントがあれば、積極的に狙ってみてください。
![春のキス(シロギス)投げ釣り攻略 【ポイントの選び方・釣り方を解説】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/Writer2302180503.jpg)
春のキスの釣り方
春のキスの釣り方を詳しく紹介します。シビアなコンディションのシロギスを攻略するために、ぜひチェックしてみてください。
遠目にキャストする
春のキス釣りは、遠目にキャストすることが大切です。
手前の場所はどうしても、水深が浅くなっています。水温が低い浅場を狙うと、春のシロギスは攻略しにくいです。できるだけ遠くに飛ばし、水深のあるエリアを狙ってみましょう。
ゆっくりさびく
春のキス釣りのポイントは、ゆっくりさびくことです。
仕掛けを素早く動かしてしまうと、低活性のシロギスが食いつきにくくなります。必然的に釣果も落ちてしまうので、おすすめできません。できる限りゆっくりさびき、時折ストップして、春のシロギスを狙ってみましょう。
十分に食い込ませる
春のキス釣りは、アタッても十分に食い込ませる必要があります。
活性が高くないので、ショートバイトになる可能性が高いです。「コンッコンッ」とアタッても、ゆっくりとさびいて、エサを食い込ませるようにしてください。完全に食い込んで針に掛かったら、ゆっくりと巻き上げて釣り上げましょう。
![春のキス(シロギス)投げ釣り攻略 【ポイントの選び方・釣り方を解説】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/Writer2302180504.jpg)