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アーセナル所属のカタールW杯日本代表DF冨安健洋(24)は今月15日、マンチェスター・シティ戦で先発出場もバックパスでの致命的ミスから失点。アーセナルが1-3と敗れてマンチェスター・シティプレミアリーグ首位の座を明け渡したこともあり、冨安健洋のパフォーマンスやミケル・アルテタ監督の起用法に対する厳しい声が飛んでいる。
冨安健洋は年明け以降プレミアリーグの全試合でベンチスタートだったが、マンチェスター・シティ戦では右サイドバックでスタメン出場。しかし23分にイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(24)へのバックパスが中途半端に。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(31)がこのミスを見逃さず、ペナルティエリア手前で左足から浮き球のシュートを放ち、先制ゴールをあげた。
アーセナルOBのエマニュエル・フリンポン氏は英メディア『Midnite』にて「ここ数試合、アーセナルは本当にレベルが落ちている」と、プレミアリーグ直近3試合で1分2敗の古巣に言及。
「(マンチェスター・シティ戦で)ベン・ホワイトのベンチスタートには驚いた。彼はやや疲れているかもしれない。だが彼の代わりに出場した冨安健洋がミスを犯した。ホワイトが先発出場すべきだったのかと考えさせられるんだ」と、アルテタ監督による右サイドバックの起用法に苦言を呈している。
そして勝ち点51でマンチェスター・シティに並ばれたことについて「マンチェスター・シティが首位に立つと、その座を奪い返すのはとても大変なんだ。アーセナルは試合に勝つための十分なチャンスを持っていたが、マンチェスター・シティは本当によくチャンスを掴んだ」と、対戦相手を称えた。
なおアーセナルは18日にアストン・ビラと対戦。現地の複数メディアは、ベン・ホワイトのスタメン出場、冨安健洋のベンチスタートが濃厚と報じている。