1月11日、滋賀県長浜市西浅井町に位置するレンタルボート店から、釣友の熊澤さん、小崎さんと琵琶湖へビワマス釣りに出かけた。当日国道沿いに雪はなく、午前7時に受け付けを終えて道具を積み込み、レンタルボートに乗り込む。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

レイクトローリング釣行で56cmの極太サイズ筆頭にビワマス15匹【琵琶湖】

琵琶湖でトローリング釣行

熊澤キャプテンの操縦で出船。この日は寒ナギの釣り日和となり、波風ともに弱い予報だ。熊澤キャプテンは近場のつづら尾沖へ向かう。やがて水深65m付近にポイントを定める。両舷ミヨシにはレッドコアでルアーはスプーン。カラーは多種持参した。トモの2本はダウンリガーで、計4本のサオを出す。

全員協力して投入を終えると、低速でトローリング開始。5分ほどで左舷トモのダウンリガーのサオがたたかれて、サオ先が浮いた。「おっ、きたぁ」と私が声を上げる。ここで待つと、予想通り本アタリが出た。熊澤キャプテンが大きくアワせると、サオが曲がってハリ掛かりしたようだ。

レイクトローリング釣行で56cmの極太サイズ筆頭にビワマス15匹【琵琶湖】琵琶湖トローリングでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

私はネット持参してトモに向かう。ここで小崎さんが、他のラインとオマツリしないように操縦する。この連携プレーが重要だ。やがて40cm前後の銀ピカビワマスが浮上し、ネットに収まった。

続けて左舷ミヨシのサオがたたかれたが、突っ込みが弱い。巻き上げると25cm前後のビワマスで即リリース。モーニングの時合いに期待したが、その後はしばらく静かな時間が過ぎた。

45cm超え極太ビワマス登場

午前9時ごろに移動となり、竹生島の南から姉川方面に向けてトローリングを再開する。しばし3人で雑談に夢中になっていると、トモの2本のサオがほぼ同時に激しくたたかれた。

レイクトローリング釣行で56cmの極太サイズ筆頭にビワマス15匹【琵琶湖】琵琶湖トローリングでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

私はミヨシから見張り役で「うわぁ、両方にきたぁ」と伝えた。私と小崎さんがトモに向かい、アワセを入れる。どちらも生命反応は確かだ。強い突っ込みに耐えて、ゆっくり巻き上げる。

お互い無事ネットインに成功。足元で暴れる琵琶湖の宝石は、45cm超えの良型極太。その肌は銀ピカに輝いていた。

56cm頭に15匹キープ

やがて時合いに突入すると、アタリ連発で忙しくなった。そんななか右舷トモのサオが豪快にたたかれると、瞬時に大きく曲がり湖面に突っ込んだ。熊澤キャプテンが巻き上げるが、重くて巻けないと言う。サオの曲がりは半端ないが、強い引きはない。熊澤キャプテンは必死で巻くが、悪戦苦闘の連続が続く。

ここで小崎さんが超低速に切り替えた。やがてビワマスが浮上すると、横っ腹にハリ掛かりしている。慎重にネットに収めたのは50cm超え。全員が大喜びだ。

昼前にはリリースサイズを除いて、13匹がイケスに泳いでいた。この調子ならサイズアップの入れ替え戦が楽しみだ。

レイクトローリング釣行で56cmの極太サイズ筆頭にビワマス15匹【琵琶湖】琵琶湖トローリングでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

すると右舷ミヨシのサオがたたかれ、電動で巻き上げる。水深80m付近から巻き上げると、鋭い突っ込みが連続する。やがて小崎さんがネットに収めて、「これはデカイなぁ」と満面の笑顔で言う。このビワマスが当日のビッグワンで、極太の56cmだった。

そんなこんなでサイズの入れ替えを含めて、釣果は35~56cmを15匹キープした。

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<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>

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この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年2月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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