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1月HC業績は、前月から一転して苦戦
(画像=1月の主要ホームセンターの業績は、前月から一転して、苦戦したところが多かった。『DCSオンライン』より 引用)

1月の主要ホームセンターの業績は、前月から一転して、苦戦したところが多かった。前年同月は、まん延防止等重点措置の影響から巣ごもり需要が増加しており、その反動からインテリア用品や収納用品などが伸び悩んだもようだ。

そのなかで、既存店ベースの売上高で1.9%減、全店ベースで1.0%増と、他社に比べると堅調だったコーナン商事によると、1月末にかけて寒波が襲来し、雪かき用スコップ、融雪剤などの除雪用品や水道管の凍結防止カバー、車の窓ガラス用の解氷剤などが好調に推移した。季節商材のうち、暖房用品は前年に比べ低調だったが、窓ガラスシートや窓際ボードなどの省エネ・節電グッズは引き続き好調に推移したとしている。

業態別ではPROが好調だったコメリは、プロ向けの商品や、リフォームの受付けは堅調に推移したものの、日用品・インテリア等の商品群の販売は苦戦したとしている。

提供元・DCSオンライン

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