いまやサブスクに加入して音楽を聞くのが当たり前。しかし音楽系のサブスクには「無料で聴き放題」と謳っていても、実は「曲を30秒しか聴けない」「再生する曲の指定ができない」といった大きすぎる落とし穴があります。

結論から言えば、無料の音楽サブスクで「フル尺で曲を聴くことができる」サービスは3つのみ。本当に使える無料音楽サブスクリプションサービスは、以下の3つです。
・Amazon Music
・YouTube Music
・Spotify

一方で「AWA」「LINE MUSIC」なども音楽系のサブスクとしては人気があります。後半ではその他7つの音楽アプリを対象に、無料プランの詳細や各種制限について解説します。
それぞれ無料プランで楽しめる内容に違いがあるので、アプリ選びの参考にしてみてください。
スマホで無料で音楽を聴くならこの3つ!フル尺再生対応アプリ3選
まずはフル尺再生が可能な「Amazon Music」「YouTube Music」「Spotify」の特徴をそれぞれ解説します。
なおアプリ版で「フル尺再生可能」に加えて「選曲が可能」なのは、YouTube Musicのみ。基本的には3つの中でも、YouTube Musicの利用がとくにおすすめ。

一方でAmazon MusicとSpotifyはよく似ており、両者ともにアプリ版では厳密な選曲はできません。ただしともに「ある程度の選曲」なら可能。とくにSpotifyはかなり快適に利用可能です。YouTube Musicの次点のおすすめはSpotifyです。

総じて3つの中でもとくに「YouTube Music」か「Spotify」の利用がおすすめです。
YouTube Music | フル尺再生可能で選曲も可能
YouTube Musicは、その名の通り大手動画プラットフォームのYouTubeが提供する音楽サービスです。

YouTube Musicの無料プランと有料プランの違いは以下の通り。
無料プラン | 有料プラン | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 980円 |
フル尺再生 | 〇 | 〇 |
広告非表示 | × | 〇 |
選曲 | 〇 | 〇 |
スキップ | 〇 | 〇 |
オフライン再生 | 〇 | 〇 |
バックグラウンド再生 | × | 〇 |
歌詞表示 | 〇 | 〇 |
すべての楽曲が対象というわけではないものの、YouTube Musicの無料プランでは多くの人気曲が聴くことが可能。直感的な操作で人気チャートやアーティストごとのビデオ、楽曲をまとめて確認することもできます。

デメリットはバックグラウンド再生ができない点。画面を閉じると音楽も止まってしまうため、少し不便に感じることも。それでも無料プランで好きな曲を選べ、1曲まるごと楽しめるのは大きなメリットです。
Spotify | フル尺再生可能&アプリ版の操作性が良好
Spotifyはスウェーデン発の音楽アプリです。

Spotifyのスマホ向け無料プランと有料プランの違いは以下の通り。
無料プラン | 有料プラン | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 980円 |
フル尺再生 | 〇 | 〇 |
広告非表示 | × | 〇 |
選曲 | × | 〇 |
スキップ | 回数制限あり | 〇 |
オフライン再生 | × | 〇 |
バックグラウンド再生 | 〇 | 〇 |
歌詞表示 | 〇 | 〇 |
スマホ向けの無料プランに課せられる制限は、Amazon Musicと似ています。広告の非表示はできないものの、フル尺再生で聴き続けられるのはメリット。
また「選曲」こそできませんが、シングル単位、アルバム単位での再生ができるため「シングル曲」の再生に困ることはほぼありません。

Amazon Music | フル尺再生可能も選曲は不可
Amazon MusicはAmazonが提供する音楽サービスです。

Amazon Musicの無料プランと有料プランの違いは以下の通り。
無料プラン | 有料プラン | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 月額980円 |
フル尺再生 | 〇 | 〇 |
広告非表示 | × | 〇 |
選曲 | × | 〇 |
スキップ | 回数制限あり | 〇 |
オフライン再生 | × | 〇 |
バックグラウンド再生 | 〇 | 〇 |
歌詞表示 | 〇 | 〇 |