スマホだけでサクッと支払いができる「キャッシュレス決済サービス」が、いよいよ「国民年金保険料」の納付にまで拡大する。2月20日から、PayPayなどのスマホ決済アプリで納付できるようになるという。今回は現金やカード決済の牙城を崩す勢いの「スマホアプリ」による「国民年金保険料」納付についてお伝えしよう。

PayPayなど、 2月20日から「国民年金保険料」納付が可能に

PayPay/au PAY/d払いなどスマホ決済で、国民年金保険料の納付が可能に – 2月20日から
(画像=Image:oatawa / Shutterstock.com、『オトナライフ』より引用)

※画像は一部編集部で加工しています

2月20日から「国民年金保険料」がスマートフォンアプリによるキャッシュレス決済で納付できるようになる。日本年金機構の2月10日の発表によると、対象となる「PayPay」「au PAY」「d払い」「PayB」のいずれかの決済アプリをスマートフォンなどの端末にインストールし、端末のカメラ機能で「納付書のバーコード」を読み取るだけで、その場で国民年金保険料を納付することができるようになる。

従来の現金、口座振替、クレジットカード、Pay-easyなどの納付方法は、金融機関窓口やコンビニエンスストア店舗に行く必要があった。PayPayなどの「キャッシュレス決済アプリ」で納付できるようになることで、「自宅から24時間納付できる」と歓迎されている。

スマホからの納付に必要なのはたった2つだけ!

PayPay/au PAY/d払いなどスマホ決済で、国民年金保険料の納付が可能に – 2月20日から
(画像=2月20日からは、納付書の「バーコード」を「決済アプリ」で読み取るだけで、自宅から24時間納付できるようになる(画像は「日本年金機構」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

スマホ決済の利用に必要なのは「納付書」と対応する「決済アプリ」の2点だけである。PayPay、au PAY、d払い、PayBいずれかの決済アプリで、「領収(納付受託)済通知書」(納付書)に印刷してあるバーコードを読み取るだけで、瞬時に電子決済できるという手軽さだ。

スマホ決済で注意すべき点は、スマホから納付できない納付書もあることだ。30万円を超える金額の納付書や延滞金納付書など、「バーコードが印字されていない納付書」は、スマホから納付ができないため、従来通りの方法で納付しよう。

さらに、決済利用後の「納付書の取り扱い」にも注意が必要だ。未納付に見える「控」部分が残っている納付書があるからといって、うっかりコンビニや金融機関などで再び使用しないように、と国民年金機構は注意を呼びかけている。

今回対象となるスマホ決済アプリのひとつ、PayPayはすでに日本の人口の約2.5人に1人が登録しているという。利用者の増加にともない、ますます利用範囲が拡大するキャッスレス決済の行方に注目していきたい。

引用元:スマートフォンアプリでのお支払い【日本年金機構】
引用元:国民年金保険料のスマートフォン決済サービスによる納付について(PDF)【日本年金機構】
引用元:国民年金保険料のスマートフォンアプリによる電子(キャッシュレス)決済がはじまります【日本年金機構】

※サムネイル画像(Image:oatawa / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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