久保建英 写真:Getty Images

 レアル・マドリードが、レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英(21)の復帰を今のところ検討していないようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。

 2019年夏にFC東京からマドリードへ移籍したものの、EU圏外枠の関係でマジョルカやビジャレアル、ヘタフェへのレンタル移籍を経験した久保は昨夏にソシエダへ完全移籍。今季はここまでラ・リーガ18試合に出場して4ゴール3アシストを記録しており、直近のエスパニョール戦ではゴラッソも決めていた。

 そんな久保の活躍を受けて今の所正式オファーはないものの、ビッグクラブが関心を示しているという。だが、将来的な移籍金を50%受け取る権利と他クラブからオファー拒否権を所持しているマドリードは昨年7月に移籍して以降、日本代表MFと連絡を取っておらず、今の所復帰は考えていない模様だ。

 また、2027年夏まで契約を結んでいるソシエダで満足している久保が退団を望み、契約解除金である6000万ユーロ(約84億3000万円)を支払うクラブがない限り移籍することはないとのこと。なお、マドリードは移籍金3000万ユーロ(約42億1000万円)で同選手の獲得が可能となっているようだ。