釣行前数日間、天候気温も安定しており大潮で月夜という好条件。これは良型狙えるのでは?ということで、1月初旬に仕事終わりに長崎県西部エリアへ出撃してみた。21時前にポイントに到着、満潮から下げ始めを撃っていく。

●長崎県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堤洋一)

ナイトエギング釣行で良型アオリイカ連打 低水温期は夜がオススメのワケとは?

早々にアオリイカとご対面

風は弱いが、ウネリが多少ありやりづらい状況。エギはトータルバランスに優れた硬質発泡ウレタンボディの『エギシャープ』。月が雲に時々隠れていたため、シルエットと点微発光のHKシズクグローパープルを選択。上げの潮がまだ残っていてV0+を流して探る。

ナイトエギング釣行で良型アオリイカ連打 低水温期は夜がオススメのワケとは?ナイトエギングでキャッチ(提供:TSURINEWSライター堤洋一)

ふと、違和感を感じて聞きアワセすると……乗っていた。開始早々、今年初良型のイカをキャッチできて幸先いいスタート!しかし、やはりこの時期のイカのアタリは極小さい。

ナイトエギング釣行で良型アオリイカ連打 低水温期は夜がオススメのワケとは? ナイトエギングでキャッチ(提供:TSURINEWSライター堤洋一)

良型が連発

このポイントは深場が隣接したワンド状のシャローエリア。冬は水深がある深場を狙うのがセオリーとされるが、やる気のある個体はベイトを追って浅場に入ってくる。

ナイトエギング釣行で良型アオリイカ連打 低水温期は夜がオススメのワケとは?ナイトエギングでゲット(提供:TSURINEWSライター堤洋一)

この日もベイトのカタクチイワシがたくさん接岸していた。カタクチイワシがワンドに溜まってるのを狙いにやってきたのか次々と良型がヒット。

安定のシズクグロー

月が雲から出て煌々と輝いてる状況ではHKシズクグローオリーブが活躍した。月の光を浴びてフラッシングとドット発光でイカにアピール。低水温時、オリーブは強い。

ナイトエギング釣行で良型アオリイカ連打 低水温期は夜がオススメのワケとは? ナイトエギングでキャッチ(提供:TSURINEWSライター堤洋一)

月夜ではシルエットで攻めたりするが、光を乱反射する下地(クラッシュホロゴールド、ドットホロシルバー)も良く使用する。

ナイトエギング釣行で良型アオリイカ連打 低水温期は夜がオススメのワケとは?ナイトエギングでキャッチ(提供:TSURINEWSライター堤洋一)

冬のエギングについて

水温が低下してくる12月くらいからは朝から日中狙うよりも夕方頃からナイトにかけての釣行をおすすめしたい。

理由として、低水温時アオリイカは動きが鈍くなり青物などの捕食者に狙われやすくなるので、暗くなってから積極的にベイトを求めて回遊が盛んになる。それと、朝は水温が低いが、日照により夕方の方が水温が少し上がっているので狙い目となる。

潮が良く動く潮流場も比較的水温が安定している。つまり、冬イカ狙うならベイトが溜まる潮通しの良いシャローポイントで夕方から回遊待ちが固いということだ。

エギングで釣れたことがない人必見 イカが釣れない7つの原因と解決策

アオリイカが釣れる5つの条件 【生態・時期・時間・場所・潮周り】

堤防際に浮いている魚の亡骸が意味すること 釣りは成立しづらい?

<堤洋一/TSURINEWSライター>

The post ナイトエギング釣行で良型アオリイカ連打 低水温期は夜がオススメのワケとは? first appeared on TSURINEWS.