1986年から続くデザイン筆記具ブランド「ZOOM(ズーム)」が、全面的なリブランディングを実施。

“日本発のコンテンポラリーデザインペン”を目指し、日本の技術と感性をベースにした、より自由で新しいスタイルの筆記具3種7品目を、2月17日(金)より全国主要都市のブランド取扱店で順次販売する。

空白をノックする「ZOOM C1 (油性ボールペン/シャープペンシル)」

「ZOOM C1」は、ボディとノック部分を目立たないクリップで接合したペン。

ZOOM C1 ¥7,700

ZOOM C1 ¥7,700

ボディとノック部分の空白の内側は、さりげなく山なりの形状になっていて連続性を感じさせるが、流線型のボディや金属の光沢が神秘的な全体像を演出し、まるで浮いているかのような錯覚をつくり出す。

ボディ本体には、建築材料や航空宇宙機器部品に使われるほど頑丈な素材であるジュラルミン合金を採用。

また、表面にアルマイト加工処理を施すことで耐食性も強化。ノック部とボディを接合するクリップは亜鉛ダイキャストを選択し、折れないよう強度を十分に確保している。

カラーバリエーションは、少し墨の入った青、光で印象を変えるシルバー、黒よりも純粋な漆黒の3色。加飾難易度の高いジュラルミンに対して繊細な色調整を繰り返し、大人が持つのにふさわしい風合いに仕上げた。

さらに「ZOOM C1」のために、専用リフィルも開発。長年にわたり培われた技術力のもと、滲みや裏写りを気にせず自在に線を引ける書き心地を追求した。

一瞬で表情が変わる「ZOOM L1(水性ゲルボールペン)」

「ZOOM L1」の幻惑的な見た目をつくり出しているのは、中心部にある軸と、表面にすりガラスのようなマット加工を施した高透明素材“DURABIO”。

ZOOM L1 ¥4,400

ZOOM L1 ¥4,400

透明の奥に軸が見えることもあれば、軸で反射した光の加減によってDURABIO表面と一体化し、1本の太い金属に見えることも。

キャップの先端は微かに波打っている。全体のバランスを崩さない絶妙な遊びを加えることで、より高度な調和を目指した。

カラーバリエーションは、シルバー、フルブラック、グラファイトブルーと、淡く繊細な3色。DURABIOの表情もそれぞれに異なり、対照的な色選びの面白さを体験できる。

専用リフィルは「ZOOM L1」のために開発されており、ボディの色の表情に負けないくらい、書き心地も“表情”にこだわっている。