日常生活で発生するお金のやりとり。家族への仕送りや友人・知人との貸し借り、各種料金の支払いなど送金シーンはさまざまだ。時代の進展とともに、ネット送金など新たな方法が生まれるなか、世代ごとに送金方法のジェネレーションギャップはあるのだろうか。その実態を探る調査結果が発表された。
Z世代から最も支持されるのは「現金手渡し」! 第2位は……
ふくおかフィナンシャルグループ傘下のみんなの銀行と、iBankマーケティングが共同運営する「マネーインサイトラボ」が実施した「Z世代の送金実態調査」の結果が1月末に発表された。お金にまつわる、さまざまな調査を行うなかで、今回は送金にスポットライトを当てるというマニアックな視点である。
17歳から25歳までが属するZ世代の送金事情で、気になるのは「どのような方法で送金しているのか」ということだ。Z世代が利用する送金方法の第1位は「現金手渡し」である。デジタルネイティブ世代でありがながら、アナログな送金方法が支持されているのは意外だが、若い世代だからこそ送金先は身近な人たちに限定されている可能性があり、そのため「現金手渡し」が選択されているのであれば納得である。なお、Z世代だけでなくY世代(26歳から41歳)、X世代(42歳から57歳)も「現金手渡し」が最も支持されている。
Z世代の第2位は「電子マネー・決済アプリ(PayPayなど)」。ここでデジタル世代の本領発揮、他世代よりも使用割合は高くなっている。近年、知られるようになった送金方法であることを考慮すると、今後「現金手渡し」を逆転する日も近いのかもしれない。
「電子マネー・決済アプリ」普及のカギは手数料?
では、Z世代は送金時に何を気にしているのだろうか。続く調査結果では、電子マネー・決済アプリを使う派は「手数料」を最も気にかけていることがわかった。送金先が増えるほど、手数料の金額も無視できない額になるだきに、「電子マネー・決済アプリ」がさらにZ世代に支持されるようになるのは、手数料次第ということか。
今回の調査では「電子マネー・決済アプリ」について、使いやすさやセキュリティ面を重視する声も寄せられた。改善点が多いのは、発展の余地が多く残されているということであり、ブレークスルーを果たせればデジタル送金方法は、さらに普及するのかもしれない。
出典元:【株式会社みんなの銀行/PR TIMES】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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