自営業であれば、毎年行う確定申告。個人事業主にとっては、少し面倒な手続きだろう。しかし便利な方法を活用すると、確定申告をさらに手軽に行えることを知っているだろうか。そこで、確定申告が手軽にできる便利な方法を解説する。
そもそも確定申告とは?
確定申告を簡単に説明すると、収めるべき税金を確定させるために、1年の収入・支出・利益を税務署へ申告するという作業のことだ。
1年間で支払うべき税金は、前年の収入・支出・利益の3点で決まる。そのため確定申告を行い、納めるべき税金を決めるのだ。
当然ながら、国民には一人ひとりに納税義務がある。しっかりと確定申告を行っていなければ「納税義務違反」と見なされることがあるため、注意しておこう。
企業に勤めていれば、会社の経理担当者が社員の確定申告をまとめて行ってくれる。しかし、個人事業主であれば、税理士に依頼する、もしくは自分で計算する、のどちらかしかない。
確定申告ができるアプリ四つ
個人事業主が確定申告を自分で行う際、便利なアプリが四つある。それぞれの特徴を見ていこう。
freee会計
「freee会計」は会計にまつわる専門知識をもたない人であっても、必要なデータを入力するだけで簡単に確定申告を行えるアプリ。一度入力した仕訳内容を記録しているため、次回以降、共通するデータが連携先から送られた場合、自動的に前回と同じ仕訳をしてくれるといった特徴がある。
スマートフォンなどからも操作できるため、外出先でも手軽に確定申告の作業を進められるだろう。