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悪魔と関係?
モンペリエ・ヒルを登り、ヘルファイアー・クラブへ!
悪魔と関係?
1735年、リチャード・パーソンズ(Richard Parsons)がヘルファイアークラブを設立。彼は道楽半分に黒魔術をする人でも知られていました。時には悪魔の恰好をしたため、The King of Hellとも呼ばれていました。
お金持ちの男性しか入れない、ヘルファイアー・クラブ。ジェントルマン・クラブとも言えます。しかしヘルファイアー・クラブのメンバーたちはこのロッジに集まり、悪魔の恰好をしたり、お酒を飲んだり、女性と淫らな行為をしていたと言われていまので、本当にジェントルマンだったのかは不明です。時には猫や召使を生贄にしたり、わざと火事を起こして悪魔を呼ぼうとしていたとも言われています。そのため彼らのことを、悪魔を崇拝する集団であるという噂もたっていたのです。
ついに悪魔が現れた?!
ある日カードゲームをしていたところ、ある男性がロッジのドアをノックしました。その男性を中に入れてあげて、一緒にカードゲームをしていたのです。その中の一人がカードを一枚床に落としてしまいました。拾おうとして、ふと足元を見ると、その男性の足は人間の足ではなく、先が二つに分かれた、蹄を見たというのです。
もう一つお話があります。
ある日、地元の若いファーマーがポンぺリエ・ヒルに登り、メンバーの紹介でヘルファイアー・クラブの中で何が起こっているのか見せてもらったのです。しかし、翌日彼は一人でうろついているところを発見されました。しかし彼は自分の名前も言えず、二度と話すことができなくなったと言われています。彼はいったい何を見たのでしょうか?
モンペリエ・ヒルを登り、ヘルファイアー・クラブへ!
ダブリン・マウンテンにあるポンペリエ・ヒルを登り、ヘルファイアー・クラブを訪れるには、30分ほど歩かなければいけません。しかし初心者でも大丈夫な道のりなのでご安心を!ただ、舗装されているわけではありませんし、突然の天気の変化や、気温が少し低いこともありますので、スニーカーやウォーキングシューズ、それなりの服装をして出かけることをお勧めします。
駐車場がありますので、そこへ車を止めて、山を登ることになりますが、私は地元のお友達に連れて行ってもらったため、友達の友達が所有している牧場(ヘルファイアー・クラブの麓)から入ってしまったので、駐車場の写真がありません。すみません。
舗装されていない道を歩きます。雨が降った翌日などは、水溜まりも出来ていて、足元が悪いこともあるので、スニーカーやウォーキングシューズが最適です。

後ろを振り返ると。。。ダブリンの街が展望できます!

進行方向左手にはこんな景色が広がります!

ヘルファイアー・クラブが見えてきました!

現在は廃墟となっている、ヘルファイアー・クラブ。

ヘルファイアー・クラブの目の前には、ダブリンを一望できる、こんな景色が広がっています。

馬が放牧されていました。とても人懐っこい馬たちでしたが、私の友達が草をあげようとしたら、逃げて行きました。友達のことが好きじゃなかったようです。

ヘルファイアー・クラブの中へ入ってみよう!
建物は2階建てです。一階には両端に一部屋ずつあります。落書きがされていてちょっと残念ですが、悪魔やお化けが出るのでは?と思わせる雰囲気は今でもあります。



ファイアープレイス(暖炉)らしきところがあります。

上を覗くと。。。外に繋がっています。友達は小さい時、ここをよじ登って外に出ていたそうです。

二階に行く階段を上りましょう。

こちらも左右に部屋があります。

二階からの眺めが最高です!



ヘルファイアー・クラブの前には墓石が建っていました。最近亡くなられた方のものです。このヒルに関係がある方のお墓でしょう。

向かって左横からみたヘルファイアー・クラブ。昨年、この後ろ側で、発掘が行われました。

こちら側にも道があり、こちらからでも登れます。森林の中を通るので、風に揺れる木々の音がまるで川のせせらぎのように聞こえ、私はこちらの道の方が好きでした。
