三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属のカタールW杯日本代表MF三笘薫(25)は、プレミアリーグでブレイク。日本代表DF冨安健洋(24)を擁するアーセナルへの移籍が噂される中、現地識者がリバプール行きの可能性を指摘している。

 三笘薫はカタールW杯後、プレミアリーグ全試合で先発出場して4ゴールをマーク。ビッグクラブとの直接対決で結果を残していることもあり、市場価値は高騰している。またアーセナルが三笘薫の獲得を検討していると、複数メディアが度々報道。ただ移籍金は3500万ポンド(約55億円)以上とも言われており、日本人選手最高額での移籍が成立するか注目が集まっている。

 そんな中、かつてトッテナム・ホットスパーやアストン・ビラを率いていたティム・シャーウッド氏も三笘薫に注目している。

 同氏は英メディア『スカイスポーツ』のインタビューにて「三笘薫にはすべてが備わっている。彼はあらゆるパターンからゴールを決めることが可能だ。ボールを持って走り、相手選手を引きつける。守備でも献身的だ。そんな彼を見れば、試合に対する姿勢が素晴らしいと分かる」と絶賛。

 「彼は世界最高のリーグ、プレミアリーグでプレーすることを楽しんでいるんだ。リバプール?来シーズンはそうだよ」と、三笘薫のリバプール移籍を予言している。

 またリバプールの地元紙『リバプールエコー』はシャーウッド氏のコメントを紹介した上で、「ユルゲン・クロップ監督が今季終了後にどのような結末を迎えようが、この夏は新戦力を獲得しようとするだろう」

 「リバプールは以前からジュード・ベリンガム(ボルシア・ドルトムント)の獲得に動いているが、ベリンガムのみでリバプールの運命を覆すことはできない。リバプールに所属する多くの選手が6月に契約を満了するため、来季は新戦力が多く登場するだろう」とリバプールの補強を展望している。