ゲストボラはどうかわす?
バチは魚にとって、あまりに食いやすい対象に違いない。そして、まあ人間が想像するべくもないが、釣りエサとしてもよく使われるのだから、味もそんなに悪くないのだろう……。ということで、バチパターン対応のルアーを放っていると、実にいろんな魚が食ってくる。
特に汽水域で多いのが、ボラである。シーバスよりよっぽど食ってくる日もある。そして異常に引く魚でもあり、また独特の臭いがするため、何度も掛かると正直迷惑。では、そのボラをどうかわすべきだろうか?
筆者もこれは研究途上なのだが、プラグに反応するボラは、ほとんどリアフックに食ってきているように思う。通常のフィッシュイーターは本能的にエサ(ルアー)の頭を押さえてくるのだが、ボラはそんなこともないようだ。そこで試してみてほしいのが、ルアーのリアフックを外してしまうことである。ボラのヒット数を減らせるかもしれない。ただ、これでは食うのが下手なシーバスの乗せ数も減るかもしれないのだが……。
クルクルバチにはLT化も
バチには、いろんな種類がある。まずは着き場所だ。基本的に光量が多い日や場所ではバチは海面に浮いてくるが、そうでもない日、たとえば雲り満月では、若干着く水深が下がったりする。底バチといわれるような日もあるので、いろいろなレンジを釣ることができるプラグを、複数持っておきたい。
大きさでいえば一般的なバチのサイズと、水面をクルクルと回る様子からクルクルバチと呼ばれる小さなバチがいる。このクルクルバチについているシーバスは、シーバスプラグの大きさでは反応させにくい。そこで流用したいのが、メバル用のバチ抜けプラグだ。シーバスに負ける条件でなければ、メバルタックルをそのまま持ってきてもいい。LTシーバスも、PEライン0.3号もあれば70cmくらいまでは釣りきれる。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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