満田誠 写真:Getty Images

 セルティックは日本代表FW古橋亨梧(28)をはじめ、これまで複数の日本人選手を獲得。今年1月にも日本代表MF岩田智輝(25)とDF小林友希(22)を迎え入れているが、現地では早くも2022/23シーズン終了後にセルティック移籍の可能性がある日本人選手の名前が挙がっている。

 英メディア『フットボール・スコットランド』は今月に「セルティックのこの夏の移籍オプション、アンジェ・ポステコグルー監督はJリーグのプールに戻る可能性がある」と持論を展開。「アンジェ・ポステコグルー監督は古橋亨梧、岩田智輝らがかつてプレーしていた舞台であるJリーグを熟知している」

 「だからポステコグルーは、セルティックの監督に就任してからのすべての移籍ウィンドウでそうしてきたように、このルートに戻るかもしれない。確かに井手口陽介はうまくいかなかったが、これまでのところかなりの成功率を誇っている」と、日本人選手獲得戦略を高く評価している。

 そしてセルティックが新たに獲得する可能性のある日本人選手として、FC東京所属のU21日本代表MF松木玖生(19)を指名。「松木玖生はすでにFC東京のレギュラーとして活躍していることから、将来の有望株である」と綴っている。

 くわえて「もうひとり攻撃のオプションがほしいというのであれば、満田誠に賭けてみるのもいい」と、サンフレッチェ広島所属の日本代表FW満田誠(23)にも注目。ガンバ大阪所属の日本代表GK谷晃生(22)、川崎フロンターレ所属MF橘田健人(24)、清水エスパルス所属DF山原怜音(23)の名前も挙げている。

 今年1月の移籍ウィンドウでは、セルティックの他にもハーツがヴィッセル神戸からFW小田裕太郎(21)を獲得したほか、マザーウェルは北海道コンサドーレ札幌を退団したFW檀崎竜孔(22)を迎え入れている。

 スコットランド1部リーグ全体で比較的安価で獲得可能な日本人選手への注目が高まる中、セルティックがこの夏に再びJリーグの市場に目を向けるか注目が集まる。