![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2023/01/GettyImages-1238451459-1.jpg)
ギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)は日本代表FW古橋亨梧(28)とのポジション争いに敗れると、今月8日にMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)アトランタ・ユナイテッドへの移籍が正式決定。浦和レッズが争奪戦に敗れたことで話題を呼ぶ中、スコットランド1部クラブでプレーしていたタム・マクマナス氏はギアクマキス退団がセルティックに与える影響を考察している。
セルティックの前線では、サウサンプトンからの関心が報じられたカタールW杯日本代表FW前田大然(25)が残留。古橋亨梧がスコットランド1部リーグトップの19得点をマークする中、韓国1部・水原三星から韓国代表FWオ・ヒョンギュ(21)が加入している。
ハイバーニアンをはじめスコットランド1部複数クラブ在籍経験をもつマクマナス氏は、英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューにて「ギアクマキスに多くの関心があったことは、まず間違いない。3,4クラブが獲得にむけて動いていた。それは時間の問題だった。セルティックがしっかりと移籍金を手に入れたことを願うよ」と、ギアクマキスのセルティック退団に言及。
「彼はセルティックに長くはいなかったから、十分な契約期間が残っていた。彼はよくやったが、他クラブでプレーしたいのは明らかだった。この移籍には当初やや驚いたが、今となっては納得できる」
「セルティックは今年1月にストライカーを獲得している。ギアクマキスの代わりとなる選手もいるし、前線のオプションは豊富だ。古橋亨梧は絶好調だし、前田大然も調子が良い。ギアクマキスの退団には対処できる」と見解を示した。
古橋亨梧ら日本人選手の活躍により、スコットランド1部リーグで首位を独走しているセルティック。オ・ヒョンギュがチームにフィットするまで時間が必要であるものの、現時点でギアクマキス退団の影響はないとみられる。