マルクス・テュラム 写真:Getty Images

 バルセロナが、ボルシア・メンヒェングラードバッハに所属するフランス代表FWマルクス・テュラム(25)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。

 今冬にオランダ代表FWメンフィス・デパイがアトレティコ・マドリードへ旅立ったバルセロナ。さらに、フランス代表FWウスマン・デンベレが故障癖を抱えているほか、スペイン代表FWフェラン・トーレスやブラジル代表FWハフィーニャなどに不満を持っていることから、今夏に攻撃強化を掲げているという。

 そうしたなかで、財政問題を抱えるバルセロナは今夏に複数選手を売却して決算したいと考えており、バイエルン・ミュンヘンからの関心も噂されているスペイン代表FWアンス・ファティが候補だという。そのなかで、日本代表DF板倉滉も在籍するボルシアMGと今夏に契約満了を迎えるテュラムをその後釜として考えているようだ。

 ただ、フランス代表FWには今夏に大幅刷新を画策しているアトレティコも数週間前から動向を追っているとのこと。元フランス代表レジェンドであるリリアン・テュラム氏を父に持つ同選手は今季はここまでブンデスリーガ18試合で10ゴールアシストの数字を残しているが、どのクラブへ移籍するのだろうか。