しかし何が問題なのか、よくわからない。北神さんは神社仏閣とか食糧自給率とか言っていますが、神社仏閣を外国人が所有しても実害はない。食糧は国内で生産するのだから、自給率に影響はありません。

土地の「所有権」よりも、法律を適用する国家主権のほうが上位にあるので、違法行為があれば所有権は剥奪できるのです。

もとは北海道から始まった話ですが、これは使い道のない土地を中国人に売った原野商法だといわれています。

中国人が無人島を買ったという話も、ネトウヨ界隈で盛り上がっています。

しかし政府は問題にしていません。

【屋那覇島は伊江島と野甫島の内側にあり、領海直線基線を構成する島ではないので、重要土地等調査法の対象外】伊是名村が海岸等保有しているか否か確認する。瀬戸内海の島々も重要土地等調査法の対象外。 K7zJELSNd

— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) February 6, 2023

問題は土地の所有権ではなく、その軍事利用です。この無人島は持ち主が別荘を建てるらしいので、何も問題はありません。中国政府に対して警戒は必要ですが、中国人が日本の土地を買うのは「インバウンド」として歓迎すべきことです。