2月3日でSHINOBY’S BAR銀座(写真)は、8周年を迎えることができました。
8年前に開業した時には、これほど長期にわたってお店が続けられるとは思っていませんでした。
当初はワインバーとして営業開始しましたが、飲酒文化が急速に衰退し、2次会にバーに行くといった需要が激減。そこで業態をワインバーからワインが飲めるビストロに修正し、プリフィックスメニュを導入しました。更に、ワインの飲み放題を銀座で一番お得に利用できるお店という強みをアピールして、集客をしています。
それ以外にもメニュの入替や生ビールサーバーの導入など、様々な試行錯誤を繰り返し、店の営業形態を柔軟に切り替えることで何とか乗り切ってきました。
3年前のコロナ禍の時は、プレミアムクラブというプランを作り、50名の方に会員として助けていただき、危機を乗り切ることができました。
私は、飲食業の専門家ではありません。しかし、お金をもらって、店舗を運営している以上、素人だからと言う甘えは許されないと思っています。飲食を事業として成立させるには、安定した収益が必要です。利益の出ない事業はサステナブルとはいえず、いずれ続けることができなくなります。
世の中は気がつかないうちに、毎日少しずつ変化をしています。自分が現状維持をしていると、世の中が進化すれば、相対的に退化していくことになります。
だから変化を続けなければ生き残ることはできません。変化するものだけが生き残っていくのです。