キャンピングカーの”今”を調査

2022年のキャンピングカー販売総額は762億円超え!「キャンピングカー白書」で最新事情をチェック
(画像=『cazual』より引用)

くるま旅と車中泊の文化を創出することを目的とし、キャンピングカー製造・販売事業者等の会員で構成されている団体「一般社団法人日本RV協会(JRVA)」。

「キャンピングカー文化を日本に!」をテーマに、キャンピングカーの普及・市場の育成・環境整備などの活動を行っています。

そんなJRVAが、全国のキャンピングカーユーザーや会員企業のキャンピングカーメーカーおよび販社に調査を行い業界動向を取りまとめた書籍「キャンピングカー白書」の2023年版を発売しました。

同書の調査結果によると、キャンピングカーの販売総額は増加傾向にあり、2022年の国内キャンピングカー販売売上合計額は新車・中古車を合計して762億円と過去最高を記録。日本でもキャンピングカーがだいぶ身近な存在になってきたようです。

キャンピングカー保有台数は過去最高の「145,000台」到達

2022年のキャンピングカー販売総額は762億円超え!「キャンピングカー白書」で最新事情をチェック
(画像=『cazual』より引用)

キャンピングカー白書によると、国内キャンピングカーの保有台数は調査当初から増え続けており、2022年は前年より9,000台増えて145,000台と言う結果に。

さまざまな車両タイプの流通や、昨今の車中泊をはじめとするアウトドアブームを受け、新しいライフスタイルのなかにキャンピングカーという文化が浸透してきたのかもしれません。

しかし、世界に目を向けてみると、ドイツでは日本の約10倍である約140万台のキャンピングカーが保有されています。

日本でもアウトドアブームや災害時の活用などでキャンピングカーへの関心が年々高まっており、国内マーケットはドイツのように成長していく可能性があります。