釣れるアカムツの型や数

4~5月のシーズンインからしばらくは小~中型の個体がメインになります。と言ってもアカムツはアカムツ!脂ノリもそんなに変わらず美味!型は大きくなくとも数が釣れるのも特徴です。初心者の方でも手軽に狙いやすい時期とも言えるでしょう。

「初心者でも最高級魚アカムツ爆釣の可能性アリ」 富山湾アカムツ釣り入門解説 アカムツの数釣り(提供:TSURINEWSライター荒木清)

6月~は中型主体で時には大型も混じってきます。一発大物狙いという方も是非ねらってみてはいかがでしょうか。10月以降は再び小型サイズがメインとなりますが、日によって型やサイズがガラッと変わることもあります。

魚の数が多い

富山はアカムツの宝庫と言っても過言ではない!魚の数がなんといっても多い。自分が初めて富山でアカムツを釣ったときは中級クラスメイン、中には大物を含めて9匹という釣果!多い方だと20~30匹も。富山湾には夢がありますね!相模湾や駿河湾、東京湾などではこの数はまず難しいでしょう。

陸から近い点や水深が浅いなども魅力の一つです。他県から仕事終わりでそのまま来る方も多い場所でもあります。放流も一つの要因であると自分は思います。大事にこの環境を守りたいものですね。

釣り入門にオススメの理由

水深が浅いので、ライトタックルでできます。オモリも100~120号と軽めで、針の本数も少ないなど、女性や子供でも扱いやすいです。また、エサはホタルイカのみでOK。アカムツ釣り入門には富山湾が断然オススメです。

アカムツ釣りタックル&仕掛け

竿は1.5m~1.8mで、80~100号の錘を背負える6:4調子のもが良いでしょう。アカムツは口が柔らかいうえ、結構引きます。そのため、穂先が柔らかいロッドやドラグ調整がキモ。アカムツの強い引きを吸収して針はずれを軽減してくれます。リールは小型電動リールなら何でも可、ダイワシーボーグ150jなどオススメです。

「初心者でも最高級魚アカムツ爆釣の可能性アリ」 富山湾アカムツ釣り入門解説アカムツ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

PEラインは1号~2号でドラグ調整はおもりを持ち上げた際、糸が出るか出ないかぐらいが理想です。大物や元気がいい個体が一気に持っていく場合があります。その時竿が硬かったり、ドラグが締めすぎだとまずバレます。

仕掛け

2~3本針の胴付き仕掛けです。アカムツは一番下か二番目にほぼ掛かります。何故なら海底近くにいることが多いからです。特に活性が低い個体がベタ底にジッとしている場合があります。このような魚を狙う時はスローな動作で底付近を狙うといいでしょう。海底付近をホタルイカがユラユラと動いてるイメージです。