生活サポート基金への申し込み | 低利資金とアドバイスで生活を再生
生活サポート基金とは、多重債務者や生活困窮者に対して低金利で融資を行い、生活の再生を援助する事業を展開する団体です。

生活サポート基金で受け付けている相談の内容は多種多様。一例は以下の通りです。
・生活保護申請:生活保護申請の方法など
・公的支援の紹介:学費、社会福祉協議会の各種手当など
・債務整理:借金の整理、減額交渉、債務の一本化など
・弁護士の紹介 :弁護士・司法書士の紹介、法テラスの民事法律扶助制度の紹介など
・住居移転関連 :転居費用の捻出、ホームレス施設の紹介など
・家計管理:家計表の作成、生計バランスの検討など
ここまでに解説してきた各種公的支援や生活保護への申し込みや、債務整理の相談などを自力で進めるのは難しいと感じる人もいるでしょう。生活サポート基金ではこれらの各種相談も可能。生活サポート基金から貸付を受けず、生活再建に向けた相談をするだけでもOKです。
不用品の売却 | 最短即日で資金を入手
公的融資を受けるにも、生活保護を受けるにも、債務整理などをするにも「即日での融資」や「即日での借金減額」などは困難です。そのため、最低でも一週間程度の生活資金を確保する必要があります。
当面の資金確保にぴったりなのが不用品の売却。リサイクル店に不用品を持ち込んだ場合、その場で現金を受け取れます。たとえば、高値で売れる可能性がある品は以下の通りです。
・宝石や貴金属類
・ブランドバッグや財布
・時計
・着物
・古銭
売り先はメルカリをはじめとしたフリマアプリや、オフハウスやセカンドストリートなどがいいでしょう。
メルカリはユーザーが多く、不用品の売却に便利です。オフハウスやセカンドストリートは、売却したい不用品が多い時に活躍します。
日払いの短期の仕事を行う | 定額もらえて計画性にすぐれる
公的融資の手続きがある程度終わったところで、日払いをはじめとした短期の仕事を探すのも良いでしょう。短期の仕事はつなぎとして十分なうえ、受け取るお金は一定。公的融資を受け取るまでの計画を立てやすいでしょう。
「本当に本当にお金がどこからも借りられない、どうしよう」という時でもNGの行動
お金が借りられなくても、闇金業者からの追加借り入れやSNSなどの個人間融資などは行わないように気を付けましょう。

「本当にお金がどこからも借りられない」際によくある質問
本当にお金が借りられない際のよくある疑問と答えをご紹介します。
自分がブラックかどうか信用情報を確認する方法はある?
自分が「ブラック」かどうかは、信用情報機関を利用して確認できます。

たとえば、CICでブラックかどうかをインターネットで確かめる手順は以下の通りです。
1.インターネットで開示が可能か・手数料の支払いに使えるクレジットカードがあるかを確認
2.指定された電話番号に電話をし、受付番号を取得
3.ガイダンスに従って受付番号などの情報を入力
4.開示報告書でブラックかどうかを確認
郵送での開示も可能です。郵送で申し込みたい場合は、CICの「郵送で開示する」をご覧ください。
SNSの個人間融資などを利用しても大丈夫?
SNSで個人間融資をしているアカウントは、個人を騙る闇金業者というケースがあります。法外な利息を請求されたり、違法性の高い取り立てが行われるリスクがあります。「そもそも見ず知らずの他人にお金を貸してくれる人などいない」と割り切り、個人間融資は利用しないことをおすすめします。
まとめ
本当にお金が借りられずに生活に困窮した場合は、公的機関や生活サポート基金などの機関に相談するのがベストでしょう。自分だけでは解決できないことも、誰かの力を借りられれば解決の糸口が見つかる可能性があります。
同時に、行き詰まった状態でも、闇金には決して手を出してはいけません。闇金に手をだすということは、自ら法の外に出ていくのと同義です。適正な機関の支援を検討するようにして、生活再生を目指しましょう。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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