PayPayが身近な小売店舗のチラシを簡単に閲覧できる電子チラシサービスを2月2日に開始した。デジタルでありながら実店舗の情報を把握できるアナログ色もあるサービスは、新たな生活様式に恩恵をもたらすのだろうか。

PayPay加盟店のチラシをチェックできる「電子チラシサービス」

PayPayチラシサービス開始「8,000店舗のお得情報」を配信 – ヤマダデンキ、ビックカメラ、コーナンなど
(画像=左がPayPayチラシ画面、右がPayPayチラシコーナー画面(画像は「PayPay」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

PayPayが2月2日にサービスを開始した「PayPayチラシ」は、PayPayアプリからお気に入り登録したPayPay加盟店が発行するチラシを閲覧できる。エリア登録も最大4つまで行えるため、自宅や最寄り駅、勤務先など日常生活で訪問頻度の多いエリアを指定することで、動線上のお得情報をもれなくキャッチすることができる。PayPayユーザーにとっては加盟店のチラシのため、決済も難なくPayPayで済ませることができるため便利だ。

新聞契約者数は減少傾向がつづき、それにともない紙媒体でのチラシ閲覧を習慣とする世帯は減少していることだろう。「クラシル」や「Shufoo!」といった電子チラシアプリも人気だが、普段からチラシに対する意識が高くなければ、慌ただしい日常生活では忘れられた存在となってしまう。その点、買い物という日々の決済シーンで利用するPayPay上でチラシが表示されるのは、ユーザーにとってもうれしいことだ。なくても困らないが、あると助かる。チラシの微妙な立ち位置を理解したうえでの、痒い所に手が届いたサービスといえる。

ジーユーやビックカメラなど8,000店舗以上で導入。今後もさらに増えていく見込み

PayPayチラシサービス開始「8,000店舗のお得情報」を配信 – ヤマダデンキ、ビックカメラ、コーナンなど
(画像=衣食住、生活にまつわるさまざまな小売店のチラシを閲覧できる日も近いだろう(画像は「PayPay」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

「PayPayチラシ」は、すでにジーユーやホームセンターコーナン、ヤマダデンキ、ビックカメラなどの大手小売店をはじめ、8,000店舗以上で導入される。サービス導入店は今後も増える予定だ。新たなサービスの動向次第では、街の小さな販売店のチラシも閲覧できるメジャーサービスに発展することだろう。

Amazonや楽天などオンラインショッピングの利用が増えたコロナ禍だが、実店舗での買い物にもお得や楽しみはあふれている。「PayPayチラシ」は消費者を小売店に橋渡しするサービスとなり、その価値を再認識させてくれる存在になるかもしれない。サービスは始まったばかりなだけに、世間の反応に注目していきたい。

引用元:【PayPay】

※サムネイル画像は(Image:​「PayPay」公式サイトより引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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