1月31日に開催されたスペースポート紀伊周辺地域協議会臨時総会で、2023年2月末に予定されていたスペースワンの小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げが2023年夏頃に延期したことが発表されました。
スペースワンはキヤノン電子らの出資のもと、2018年に設立されたベンチャー企業です。和歌山県串本町に「スペースポート紀伊」を整備し、2020 年代半ばには年間 20 機の打ち上げを目指しています。
今回の延期の原因は、コロナ禍における世界的な物流の混乱により、海外からの部品調達が困難となったためだといいます。
今後は3月の部品の調達状況を踏まえ、再度4月に打ち上げ日の具体的な内容の発表が行われる予定です。
提供元・宙畑
【関連記事】
・衛星データには唯一無二の価値がある。メタバース空間のゼロ地点を作るスペースデータ佐藤さんを突き動かす衝動とは
・深刻化する「宇宙ごみ」問題〜スペースデブリの現状と今後の対策〜
・人工衛星の軌道を徹底解説! 軌道の種類と用途別軌道選定のポイント
・オープンデータ活用事例27選とおすすめデータセットまとめ【無料のデータでビジネスをアップデート! 】
・月面着陸から50年!アポロ計画の歴史と功績、捏造説の反証事例