グランドセイコーは、スプリングドライブ誕生の地“信州”の諏訪湖をモチーフに、ブランドフィロソフィー“THE NATURE OF TIME”を体現する新作を2月10日(金)に発売する。

【新作時計ニュース】グランドセイコー最新作。独自機構誕生の地、信州・諏訪湖のさざめく湖面を文字盤に表現
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

■Ref.SLGA021。SS(40mm径)。10気圧防水。スプリングドライブ(Cal.9RA2)。115万5000円(2月10日発売)

 スプリングドライブはセイコーエプソン塩尻事業所にある“信州 時の匠工房”から生まれた機構だが、ここはほど近くに諏訪湖がある。信州最大の面積を誇る諏訪湖は、八ヶ岳連峰、日本アルプスをはじめとする山々に囲まれた、標高の高い諏訪盆地の中央部に位置し、澄んだ空気や豊かな水量に恵まれた湖だ。
 新作はその諏訪湖の情景にインスパイアされたデザインを採用。立体的な陰影が特徴的な文字盤は、職人が手で模様を彫りだした金型を元に作る“ミナモパターン”になっている。深いブルーの文字盤に高低差のある“ミナモパターン”を施すことで、ほの暗い夜明け前、湖面を渡る風に波がさざめく趣深い諏訪湖の情景を描き出す。スプリングドライブ特有の滑らかな秒針のスイープ運針と相まって、湖畔の静けさの中に感じられる時の移ろいを連想させる。

 外装は1967年に44GSで確立したデザイン文法を継承し、視認性と装着性をいっそう進化させ、日本の美意識で光と影を表現するデザイン文法“エボリューション9スタイル”に基づいている。ザラツ研磨によって歪みなく平滑に磨いた鏡面と、光と陰の中間にある“ほの明るさとほの暗さ”を体現するヘアライン面を随所に共存させており、光を美しく流す造形を実現している。

 搭載されたスプリングドライブムーヴメント、キャリバー9RA2は、サイズの異なる大小2つのデュアルサイズバレルを採用することで、パワーリザーブ120時間のトルク力と、平均月差±10秒の高精度を実現。グランドセイコーらしいディテールまで配慮が行き届いた設計で、使うほどに愛着が湧いてきそうな1本だ。

【問い合わせ先】セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012

提供元・Watch LIFE NEWS

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