ダイドーグループホールディングスは1月23日、子会社のダイドードリンコとアサヒ飲料との共同株式移転により、新会社「ダイナミックベンディングネットワーク」(DVN)を予定通り同日に設立した、と発表した。
両社は自動販売機事業に関する包括的業務提携契約を22年9月15日に締結し、ダイドードリンコの中島孝徳社長とアサヒ飲料の米女太一社長が同日共同会見を行っていた。
新会社DVNは、ダイドー66.6%、アサヒ33.4%の出資比率でダイドーが主導していく。社長にはダイドー取締役の笠井勝司氏が就いた。両社の直販事業のオペレーション子会社計6社(ダイドー3社、アサヒ3社)を統括して一体運営を目指し、自販機直販事業は、ダイドーの約13万台に、アサヒの約7万台を加えた20万台強を運営し、シナジーを創出する。

(画像=DVNとの資本関係図(ダイドーGHD資料より)、『食品新聞』より引用)
提供元・食品新聞
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