茨城日立沖のヒラメ釣りが絶好調をキープしている。今シーズンは12月の開幕から当たり年と言われているが、後半戦も釣果は落ちていない。そこで1月15日(日)、日立港久慈漁港の釣友丸に出かけた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・菅野順也)

港から15分の近場で3kg級頭にヒラメが続々【茨城・釣友丸】 魚影の濃さ実感

釣友丸でヒラメ釣り

前日、「明日は沖のポイントには行けないので、釣果はあまり期待できませんよ」と若林正行船長が話す。当日はやはり風が強く、5時半に出船して航程15分ほどの水深14mのポイントで開始。

港から15分の近場で3kg級頭にヒラメが続々【茨城・釣友丸】 魚影の濃さ実感ベイトのカタクチイワシ(提供:週刊つりニュース関東版APC・菅野順也)

「今日は厳しいだろうな」とあきらめモードだったが、間もなくして1本の竿が曲がった。会社の釣り仲間3人で釣行の坂東市・島田延実さんは「毎年ヒラメ釣りは欠かしません。でも、今日はダメかと思っていたので、すぐに釣れて驚きです」と、2.5kg級をタモに収めた。

港から15分の近場で3kg級頭にヒラメが続々【茨城・釣友丸】 魚影の濃さ実感釣友丸でヒラメキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・菅野順也)

「いるぞ、釣れるぞ、やっぱりこれが日立の海だ!」と、私を含めて船上の皆さんが一気に活気づく。

若林船長によれば「ベイトとなるイワシの群れが広範囲に出ているので、深場も浅場も魚影は濃いですね。ここには風避けになる穴場のポイントがありますよ」とのこと。

良型ヒラメ続々ヒット

船中2尾目も、釣り上げたのは島田さんで、サイズアップして3kg級をゲット。続いて、隣席の竿にもアタリが伝わった。同行者の守谷市・甲地光孝さんは「地元を中心に釣り歩いています。隣で2尾先行されて焦っていたので、特別にうれしいですね」と2.5kg級に笑顔。

港から15分の近場で3kg級頭にヒラメが続々【茨城・釣友丸】 魚影の濃さ実感釣友丸でヒラメキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・菅野順也)

出遅れた私の仕掛けにも2.5kg、1.7kgの本命が連続ヒット。私と同行した息子の真海(中3)も、特大のマトウダイに続いて2.5kgの肉厚を釣り上げた。

港から15分の近場で3kg級頭にヒラメが続々【茨城・釣友丸】 魚影の濃さ実感釣友丸でヒラメキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・菅野順也)

魚影の濃さを堪能

真剣な眼差しで終始竿先を見つめていた、ひたちなか市・高島克己さんは、「釣りのパイオニアとしていろいろな釣りを紹介してくれるので、こちらの船に通っています。このコンディションでこの釣果は満足ですよ」と3尾目となる3kg級を追加。

港から15分の近場で3kg級頭にヒラメが続々【茨城・釣友丸】 魚影の濃さ実感釣友丸でヒラメキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・菅野順也)

終了間際に本命のアタリをとらえた郡山市・本間久さんは、「マトウダイやイナダが釣れていましたが、明確にヒラメとわかるアタリがきました。じっくり待って確実に食い込ませることに成功しましたよ」と締めの2.5kgをキャッチ。

後半も数を伸ばした島田さんが竿頭で、4尾の釣果。条件に恵まれなかったが、港から15分の近場で2~3kgが続出。この海域の魚影の濃さを実感する一日となった。

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<週刊つりニュース関東版APC・菅野順也/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
釣友丸
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年1月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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