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かつてガンバ大阪でプレーしていたカタールW杯韓国代表FWファン・ウィジョ(30)は、ギリシャ1部オリンピアコスで構想外に。ヴィッセル神戸やMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)所属クラブからの関心が報じられたものの、韓国1部・FCソウルへ移籍している。
FCソウル関係者は今月、韓国メディア『ニュース1』の取材にて「ファン・ウイジョと交渉しているのは事実だ。まだ何も決定事項はないが、MLSクラブも彼と接触していることは把握している。契約期間が短くても長くても、彼が必ずFCソウルに有益な存在だと我々は判断している」とコメント。
韓国メディア『ベストイレブン』は、「FCソウルは6か月のレンタル移籍により、ファン・ウィジョ獲得に近づている」と報じていた。
するとFCソウルは5日午前、公式インスタグラムアカウントにて1本の動画を投稿。ファン・ウィジョとみられる人物の後ろ姿をアップした上で「うまく着いた!」と一言コメントを残すなど、同選手の獲得発表を予告している。
ファン・ウィジョは昨年8月、ジロンダン・ボルドー所属選手としてフランス2部リーグ2試合でプレーした後にプレミアリーグのノッティンガム・フォレストへ完全移籍。ノッティンガム・フォレストではプレーせず、オリンピアコスへ1年レンタルにより加入したものの、今季序盤から不振に喘ぎ昨年10月下旬以降は全試合でベンチ外となっていた。
なおFCソウルは今月6日から鹿児島県でトレーニングキャンプを実施予定。一部韓国メディアの報道によると、ファン・ウィジョは鹿児島キャンプからチームに合流するという。