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かつて明治安田生命J1リーグ・FC東京でプレーしていた元日本代表MF中島翔哉(28)には、トルコ1部アンタルヤスポルからブラジル1部CRフラメンゴへ移籍する可能性が取りざたされている。そんな中、同選手は今月4日のリーグ戦で突如ベンチ外となっている。
中島翔哉は昨年9月にポルトと契約解除した上でアンタルヤスポルへ加入。9月17日のホームゲームデビュー戦で途中出場からわずか15秒後に退場処分をうけて2試合出場停止となった後、リーグ戦3試合つづけて先発出場。コンディション不良により昨年末から年明けにかけて戦線離脱も、先月14日のリーグ戦で復帰して以降は公式戦5試合つづけてプレーしていた。
一方でブラジルメディア『Coluna do Fla』は今月2日、CRフラメンゴが中島翔哉の獲得にむけて移籍金150万ユーロ(約2億1000万円)のオファーを用意していると報じていた。『MERCADO DA BOLA』は「CRフラメンゴが中島翔哉の獲得交渉を進めている」と伝えていた。
すると、中島翔哉は今月4日のトルコ1部リーグ第23節・ガズィアンテプFK戦でベンチ外。クラブは同選手のコンディションについて公式発表していないが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』は「負傷による欠場」と伝えている。
なおCRフラメンゴは2022シーズンのブラジル1部リーグを5位で終了した一方、コパ・リベルタドーレス(南米選手権)で優勝。元ブラジル代表DFダビド・ルイス(35)やチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(35)らを抱える中、今月開催のFIFAクラブワールドカップに参戦している。ブラジルメディアによる中島翔哉の移籍報道の真相にくわえて、同選手のコンディションも気になるところだ。