最新機種が発売される度に、世間の注目を集めるスマホ業界。2022年10月にiPhone 14シリーズが発売されたときは、メインカメラ性能やダイナミックアイランドといった特徴が話題になったのが記憶に新しい。スマホユーザーからすると、新機種への買い替えは心躍る瞬間だが、同時に「最上位モデルは誰が買うんだろう……」と思ったことはないだろうか。iPhone 14シリーズでいえば、iPhone 14 Pro Maxである。価格もプレミアムなハイスペックモデルについて、ある調査で意外な購買層について明らかになった。

若い世代ほどハイスペック機種に惹かれることが判明!

iPhone 14 Proは若者男性に人気! 高価格にもかかわらず、なぜ?【モバイル社会研究所調べ】
(画像=「値段が高くても高機能なスマホのほうがよいと思う割合 (性年代別)」を示したグラフ(NTTドコモ「モバイル社会研究所」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

NTTドコモ モバイル社会研究所が1月26日に発表した調査結果によると、高機能なスマホは男性かつ若年層が好むという。本調査は2022年2月に、カメラの品質などにこだわる高機能志向のユーザーについて調べることを目的に実施された。大手キャリアの一角・ドコモとしても、購買層は気になるところだろう。

その結果、値段が高くても高機能なスマホを選ぶ人が最も多かったのが男性・15-39歳の年齢層で、全体の54%を占めた。つまり、半数以上が高機能スマホを好むということだ。同じ男性でも、60-79歳のカテゴリーは26%と半分以下であり、若年層がいかにハイスペック機種に魅力を感じているかがうかがえる。

女性においても年代別で同様の傾向が見受けられ、女性・15-39歳では男性に及ばないにしても47%がハイスペックスマホを好む結果となった。所得水準でいえば、若年層ほどハイスペックの価格帯を敬遠すると予想していた筆者としては真逆の結果に驚いた。

ハイスペックを好むのは大好きアプリをとことん楽しみたいから?

iPhone 14 Proは若者男性に人気! 高価格にもかかわらず、なぜ?【モバイル社会研究所調べ】
(画像=日常的に使用するアプリ数が多い方が、高機能スマホを好む傾向が強いことを示すグラフ(NTTドコモ「モバイル社会研究所」調べ),『オトナライフ』より 引用)

高機能志向層を違う角度から分析したデータもある。日常的に使用するアプリ数で比較したところ、年代を問わず使用アプリ数が多い方(アプリ5個以上)がハイスペックスマホを支持する傾向にある。アプリも含まれる使用サービス別では、動画や音楽、SNS、ゲームなどを頻繁に利用する層ほど高機能志向にあり、スペックを活かしてサービスを一層、快適に楽しみたいという意図をくみ取ることができる。

iPhone 14 Pro Maxというネーミングから、フォトグラファーや動画クリエイターの仕事用を兼ねて使用されるイメージがあったハイスペックスマホ。その購買層のなかには、趣味を思いっきり楽しみたいユーザーがいると知り、身近な機種に思えたのは筆者だけではないはずだ。今後、機種変更をする際には、自身のスマホ活用状況を把握したうえで、ハイスペックスマホも候補として検討してみてはいかがだろうか。

出典元:【モバイル社会研究所】

※サムネイル画像(Image:ADRIAN3388 / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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