江崎グリコの飲料「アーモンド効果」と、同社の商品開発アドバイザーを務める人気シェフ野口太郎氏がコラボし開発した「アーモンドミルク・ラーメン」が、同氏の店舗「野口太郎ラーメン」(大阪市)で1月23日~2月22日の期間限定で提供されている。1月20日に大阪市内でメディア向けに会見があり、木村幸生健康イノベーション事業本部長は「今後も様々なコラボ企画を展開し、アーモンドミルクの食文化を広めていきたい」と抱負を語った。
野口氏は大阪で割烹料理店「野口太郎」を開店し2年でミシュラン一つ星を獲得。同社の商品開発アドバイザーは2015年から務めている。
同ラーメンは「1口目から最後までアーモンドにこだわった」(野口氏)一品で、スープだけでなく、麺や具材にもアーモンドを使用している。1杯でアーモンド約18粒(18g)を使用。スープはアーモンドミルクとアーモンドペーストを多く使用し、麺はアーモンドミール(パウダー)を練りこんだ特製麺。また、具材のさつま揚げはクラッシュアーモンドとアーモンドオイルを加えて「香りと食感」を引き出している。価格は税込1千280円。
野口氏は「アーモンドは水の代わりになる食材。様々な料理に使用できる名わき役だが、主役にするのが難しかった。アーモンドが主役のラーメンをぜひ味わっていただきたい」と話した。
今回使用しているアーモンド効果は業務用の「アーモンド効果For Barista and Chef」で、ラテなどに使用することを目的としているため、市販商品より泡立ちが良い商品規格となっている。
提供元・食品新聞
【関連記事】
・活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
・「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
・コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
・ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
・納豆 底堅い“生活密着品” 健康&巣ごもりで再び浮上