しかし、元になった記事である共同通信の報道も、ODAということに一切触れていないので、悪意を感じてしまいます。これだけの報道では確かに「海外バラマキ」と受け取る人が現れても不思議ではありません。
岸田文雄首相は、8日に来日するフィリピンのマルコス大統領との会談で、年間2千億円を超える支援を表明する方向で調整に入った。複数の政府関係者が2日明らかにした。
首相、比に年間2千億円超支援表明へ 共同通信
↓の東京新聞が正確に報道していますが、「ODA(政府開発援助)=円借款」なので、「フィリピンから将来的に円を返してもらうことを前提とした契約」です。
SNJさんのまとめの元記事を見たら、色々な意味でやらかす共同通信なので、そこに引っ張られた感じかもしれません。Znvol472G
— Freeman (@freeobligation) February 3, 2023
貿易赤字が常態化することは避けられないので、経常黒字の獲得はがんばってほしいものです。
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また、ODAをもっとうまく使えという指摘もあります。
連続強盗事件の犯人はフィリピンの収容所でスマホで犯罪を続け、優雅な生活を送っている。犯罪者の避難先になっているいい加減さだ。日本は、フィリピンに年間1兆5千億円超のODAを行い、この国の援助額の7割を占めている。ODA削減も含め、日本政府はフィリピンに犯罪者対策の圧力をかけるべきである。 XXynyTHVci
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) January 29, 2023
岸田首相も揚げ足をとられないようにがんばってほしいです。翔太郎くんの件とかで。