和の伝統を大切に、伝統工芸の技が光る商品を届けるわとみ社から、えひめ伝統工芸士の職人たちが生み出した「しなる・柔らかい・歩きやすい」と三拍子揃った履き心地を追求した八ツ折下駄「Leggiero~レッジェーロ~」が登場。

2月3日(金)の12時より応援購⼊サービス「Makuake」にて独占先行予約販売する。

常識を打ち破った履き心地「Leggiero~レッジェーロ~」

別次元の履き心地を実現した新感覚下駄「Leggiero~レッジェーロ~」は、「下駄は快適な履物」という認識をより多くの人に持ってほしいという想いから、わとみ社とメーカーである長浜木履工場の試行錯誤により生み出された。

同商品は、昔から「八ツ折下駄」と呼ばれている下駄をモチーフに、歩きやすさとデザイン性を追求したもの。

八ツ折下駄は片足4個、1足で8個に木材が割れていたことがその名の由来といわれているが、同商品は歩きやすさと履き心地を追求した結果、片側5個、1足で10個に割れている。

現代ならではの機能性と伝統工芸の技が光る

同商品を手に取ったとき、最初に気付くのが最大の特徴である「しなり」があることだ。伝統的な下駄は木材でできている部分が曲がらないため、履き慣れていない限り足が痛くなったり、疲れたりすることがあった。しかし同商品は足裏に沿って「しなる」ため、従来の下駄と比べて格段に歩きやすく、そして疲れにくいという異次元の履き心地を実現している。

また、芯材にはクッション性のあるオレフィンフォームを使用し、その厚みを通常雪駄などで使用されているウレタンスポンジの2倍程度としている。そのため、長時間履いても足裏が痛くなりにくく、はじめて履く人であっても気軽に使えるだろう。

また、伝統技法を現代のファッションに取り込んでいる点も見逃せない。同商品には2種類の伝統技法「藍染」・「柿渋染」で染められた生地を使用した花緒が取り付けられている。

さらに、同商品は左右関係なくどちらの足でも履くことができる。左右を入れ替えて履けば、ソール部分のすり減りが均等になり、より長持ちするという。

なお、プロジェクトは2月3日(金)~3月25日(土)まで。夏には日本の伝統工芸と現代的なファッション性を併せ持つ、いなせな下駄に浴衣を合わせて花火見物といきたいものである。


(akihiro takeji)