Macのゴミ箱を空に/削除する方法

ここまで、Macの「ゴミ箱」がどこにあるのか、「ゴミ箱」に移動したフォルダやファイルを表示させる方法、さらに「Finder」のサイドメニューに「ゴミ箱」フォルダを登録する方法について紹介しました。

この記事ですでに触れましたが、Macで不要なフォルダやファイルを削除すると、「ゴミ箱」ファイルに移動し30日間保存されます。この状態では完全削除されたわけではないので、Macのストレージの空き容量は増えません。

ストレージの空き容量を増やすには、「ゴミ箱」フォルダから不要なフォルダやファイルを完全に削除して、「ゴミ箱」フォルダを空にする必要があります。

Macのゴミ箱を空にするには
これからMacの「ゴミ箱」フォルダに移動した不要なフォルダやファイルを完全削除して、「ゴミ箱」フォルダを空にする方法を紹介します。方法は3つあります。

ショートカットキーを使って削除する方法、Dockの「ゴミ箱」から削除する方法、「ターミナル」から削除する方法の3つです。これから順番に操作方法を紹介していきます。

ーCommand+Shift+Delete

最初に取り上げるのは、ショートカットキーを使って「ゴミ箱」フォルダを空にして、不要なフォルダやファイルを削除する方法です。使用するショートカットキーは「Command」キー、「Shift」キー、「Delete」キーの3つです。

「Command」キーと「Shift」キーをまず同時に押し、「Delete」キーを押してください。

Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ゴミ箱にある項目を完全に消去してもよろしいですか?」と尋ねるポップアップが表示されるので、「ゴミ箱を空にする」をクリックしましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)

ーDockから空にする方法

次に取り上げるのは、デスクトップ画面下部にあるDockの「ゴミ箱」から不要なフォルダやファイルを削除して「ゴミ箱」を空にする方法です。

Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
Dockの一番右に表示されている「ゴミ箱」を右クリックしましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
メニューが表示されるので「ゴミ箱を空にする」を選択しクリックしましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ゴミ箱にある項目を完全に消去してもよろしいですか?」と尋ねるポップアップが表示されるので、「ゴミ箱を空にする」をクリックしましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)

ーターミナルでゴミ箱を空にする方法

3番目に紹介するのは「ターミナル」から「ゴミ箱」フォルダのフォルダやファイルを削除して、「ゴミ箱」フォルダを空にする方法です。

Macの「ターミナル」とは、Windowsでいう「コマンドプロンプト」のことで、コマンドと呼ばれる命令文を入力してMacを操作するデフォルトアプリのことです。「ターミナル」に「ゴミ箱」を空にするコマンドを入力して削除を行います。

Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
デスクトップ画面下部のDockにある「Finder」をクリックします(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「Finder」画面のサイドメニューの中にある「アプリケーション」を選択しクリックします。Macにインストールされているアプリがすべて表示されるので、「ユーティリティ」を選択しクリックしましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ユーティリティ」画面のメニューの中に「ターミナル」があるので選択しクリックしましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ターミナル」が立ち上がったら「sudo rm -R 」というコマンドを入力します。「sudo」の後ろ、「rm」の後ろ、「R」の後ろには半角スペースを入れてください(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
コマンドを入力したら、Dockにある「ゴミ箱」を右クリックします。メニューが表示されるので「開く」を選択しクリックします(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ゴミ箱」に移動した不要なフォルダやファイルが表示されるので、すべて選択しドラッグ&ドロップで「ターミナル」まで移動させます(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ターミナル」に「ゴミ箱」のファイルやフォルダがコマンドとして入力されたら「Enter」キーを押します(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「Password」と「ターミナル」に表示されるので、Macのログインパスワードを入力し「Enter」キーを押します(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ゴミ箱」内にあったフォルダやファイルがすべて削除されました(画像=『オトナライフ』より 引用)

ーMacのゴミ箱からファイルを復元できる?

「ゴミ箱」に移動したフォルダやファイルは、30日が過ぎると自動的に完全削除されます。完全削除されたフォルダやファイルを復元することはできません。しかし、「ゴミ箱」フォルダにまだ保存されている状態であれば復元可能です。

これから「ゴミ箱」に移動したフォルダやファイルを復元する方法を紹介しますが、方法は2つあるので順番に紹介します。

Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
Dockにある「ゴミ箱」をクリックします(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ゴミ箱」に移動したフォルダやファイルが表示されるので、復元したいものを選択したら、デスクトップ画面にドラッグ&ドロップで移動させましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
選択したフォルダやファイルがデスクトップ画面上に復元されました(画像=『オトナライフ』より 引用)

「ゴミ箱」に移動したフォルダやファイルを復元する方法はもう1つありますが、フォルダやファイルの復元先がデスクトップ画面ではない場合は、この方法で復元するのが便利です。

Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ゴミ箱」フォルダを開き、復元したいフォルダやファイルを選択したら、画面の右上にある「・・・」アイコンをクリックします(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
プルダウンメニューが表示されるので「戻す」を選択しクリックします(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
選択したフォルダやファイルがデスクトップ画面に復元され、「Finder」の「デスクトップ」にも復元されて表示されます。フォルダやファイルの元の場所がサイドメニューに表示されているなら、ドラッグ&ドロップで移動させましょう。ここでは「ダウンロード」フォルダを選択します(画像=『オトナライフ』より 引用)
Macのゴミ箱がどこにあるのか、ゴミを完全に削除する方法を解説!
「ダウンロード」フォルダにファイルが復元されました(画像=『オトナライフ』より 引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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