化粧水と言えば顔に使用する物、というイメージがあるかもしれませんが、実は頭皮用の化粧水もあります。頭皮の乾燥予防を化粧水によって補う事で、AGAケアなどにも繋げられます。今回は、頭皮用化粧水でお勧めの製品をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
頭皮用化粧水の役割は「保湿」!
基本的に、化粧水というのは保湿をするのが最も重要な役割です。これは頭皮用であっても顔用であっても、化粧水である以上は変わりありませんし、言い換えれば頭皮にも保湿ケアは必要であると言えます。
保湿してフケやかゆみを防ぐ
頭皮に使用するタイプの化粧水であっても、保湿が最も重要な役割である事は変わりませんが、具体的な目的としては頭皮に十分な水分を付加する事によってふけ、かゆみなどの発生を防ぐことが大きいです。
髪の毛におおわれている頭皮というのは乾燥しにくいと思われがちですが、実際は乾いた空気、紫外線、ヘアカラー剤などといった様々な影響を受けています。赤み、ベタ付きなどが発生する恐れも十分に考えられるので、保湿の重要性は高いです。
保湿して薄毛や抜け毛を防ぐ
保湿の効果は、フケやかゆみなどといった頭皮トラブルの予防だけではありません。薄毛、抜け毛の防止などAGA対策にも役立ちます。ストレス、加齢をはじめとして頭皮のターンオーバーが乱れると、砂漠のような育ちにくい環境になってしまいます。
頭皮ケアに効果的な化粧水を使用する事は、水分と栄養をしっかりと与えて髪が育ちやすい環境を維持するという意味もあります。20代や30代から、保湿ケアを行うのも効果的なのです。
頭皮用化粧水の選び方
顔に使用する化粧水と同じく、頭皮用の化粧水も調べてみれば多くの種類がラインナップされています。頭皮とは言えども顔などと同じ肌である事は変わりませんので、しっかりと肌に合うものを選択する必要があります。
選び方①肌悩みに合った成分
まず、肌悩みを解決してくれる成分が含まれているか否かについてです。顔などと同じく肌である以上、自分の肌質が分かっている場合には頭皮のタイプもおのずと分かりますし、悩んでいるトラブルも人によって違うものです。
例えば乾燥が気になっているのならばセラミド・ユーカリエキスなどの保湿成分が、フケやかゆみならヒノキチオール・イソプロピルメチルフェノールなどが効きますし、赤みや炎症ならグリチルリチン酸2K・ローズマリーエキスなどが効果的な成分です。
選び方②好みの香りやテクスチャー
続いて、化粧水のテクスチャーや香りが自分好みのものであるかどうかです。通常の顔に使う化粧水と同じく、頭皮用であっても毎日使用する事は変わりませんし、あまり香りが強いと気になってしまう可能性が高いでしょう。
保湿効果に優れているタイプの化粧水だと、しっとりとした仕上がりになりますが人によってはベタつきが気になったりするケースも考えられます。使用感が気になる場合は、最初からサラッとした使用感のものをおすすめします。
選び方③刺激の少ないもの
もう1つ、肌に対して刺激が少ないかどうかも大切です。乾燥によって敏感な状態の肌になっている場合には特に注意が必要で、ケアを目的として使用しているのに余計な負荷がかかってしまう事も考えられます。
アルコールやパラベン、香料などのいわゆる添加物はそうした余計な負担を強いる可能性があります。精油系やエキス系、頭皮ケア成分など、配合成分などについても肌に優しいかどうかを確認してみましょう。